子育てアドバイス

【よくある相談シリーズ】うちの子、便秘ぎみのようです。
●毎日快適に過ごすために。 生きてゆくには「食べること」「眠ること」「排便すること」が基本ですから、排便することはからだのことを知る大切なサインです。 便秘は、排便が数日に1回程度に減少すること、毎日排便があっても少量しか出ないこと、便が硬いなど、排便がスムーズに行われない状態を指します。便秘の明確な定義はなく、排便の頻度や量には個人差があり、便に関する症状以外に、「おなかの張り」、「腹痛」、「食欲不振」、「吐き気や嘔吐」などの症状がみられることもあります。 子どもにおける便秘の原因の多くは、偏食や小食、ストレスといった生活習慣によるものや病気が原因になっている場合もあります。 からだのリズムには、規則的な「快食・快眠・快便」が直接・間接に関わりますので、「偏食や小食といった不適切な食事」、「不規則な生活」、「水分の摂取不足」、「運動不足」、「ストレス」など生活習慣によって便秘になることを防止することが大切です。 それでは、子どもの便秘の症状として、便秘の症状には個人差があり、排便の回数が少なく便がコロコロになる、毎日排便はあるが量が少ない、便失禁(下着に便が付いてしまう程度)がある。おなかの張りや腹痛、吐き気や嘔吐、食欲不振、不機嫌などの症状がみられます。 そこで日常生活でできることとして、便秘は生活習慣が原因となっていることが多いため、「規則正しい生活」、「食事や排便習慣」、「ストレスの解消」など、生活習慣の改善を図ることが大切です。また、水分、食物繊維(海藻類、きのこ類、豆類、穀類、果物など)や乳酸菌をたくさん摂るなど、食事により排便を促すことが効果的です。  
【よくある相談シリーズ】AI時代でも英語を学ばせるべきでしょうか?
●テクノロジーとうしろめたさ。 最近は、ChatGPTなどに代表されるようなAI技術によって私たちの生活も随分と変わってきました。私の仕事は大学の教員ですが、学生の作成するレポートもそれが本人によるものなのか、それともAIが書いたものなのか区別がつかなくなってきています(幸か不幸か、これまでのところAIでこしらえたレポートを提出された経験は(おそらく)ありませんが)。 私の専門である英語教育でもAIの存在は大きくなっています。AIを使った翻訳や自動添削は十分実用に足るレベルに到達しています。もし英語を使う目的が単に「英語で情報を理解する・表現する」ことだけであれば機械にやらせてもさほど大きな問題は生じません。技術的には英語のプロレベルの仕事が今後AIによってできる訳ですから、人間が大量の時間をかけ、苦労して英語を学ぶことに万人が納得できるような意義を見出すのは困難です。英語にそんなに時間をかけるのであれば、他のことをやった方が良いという意見は出て当然だと思います。 テクノロジーは「人間の限られた能力ではできないこと」を可能にしてくれます。では私たちが(英語をはじめとする)外国語を学ぶことの意義はなんでしょうか? これは私の意見ですが、「人間にとって意思疎通における困難さの存在を痛感し、そこから他者との交わり方に思いをはせるようになる」ことが外国語を学ぶことの意義ではないかと考えています。 これは外国語だけに限りませんが「自分のことをだれも分かってくれない」「子どもに○○と言ったのに、全然親の気持ちをくんでくれない(この逆もしかり)」「自分を理解してくれる人はこの世に1人もいない」など、私達の生活は「断絶」とでも呼べるようなコミュニケーションの失敗に満ちています。それもそのはず、実はコミュニケーションなんてめったに成功するものではないのですから(むしろ「意思疎通ができた」と思えるほうが奇跡的なのかもしれません)。私達は一生をかけて、山ほどの失敗を繰り返しながら、「他人と自分は想像を絶するほど違う存在であること」を学んでいくのです。 外国語で他者と交わる時に大切なのは「自分の発するメッセージは理解されないかもしれない。だからしぶとく、丁寧に言葉を紡ぐ」という姿勢です。外国語は私達にとっては「異質なコード体系」です。私達は自分の思いを異なる言語に移し替える際に、自分の伝えたいメッセージやニュアンスが失われるのを目の当たりにし、「とまどい」や「痛み」を感じます。では、この「とまどい」や「痛み」は避けるべきものでしょうか。私はそうは思いません。「とまどいながら生きる」ことを忘れてしまった人間は、「他者の他者性」に鈍感であるがゆえに、他者に対して極めて残酷な態度をとるかもしれません。「とまどい」や「痛み」を伴う暮らしは居心地の悪いものですが、人間は日々の生活の中で幾分かの不全感を感じながら生きているくらいが良いのではないでしょうか。
【よくある相談シリーズ】うちの子、逆上がりができません。
●子どものタメになる体育学習を考えよう。 小学校では、たくさんの教科や教科以外の授業があります。体育科もその1つで、2~4年生では年間105時間、5・6年生では年間90時間が授業時間として割り当てられています。(1年生は入学してすぐに授業というわけにはいきませんから、授業時数は上級生より1週間分少なく、年間102時間です。) 小学校で学習する教科は、国語科・算数科など10教科になります。生活科のように1・2年生だけの教科、家庭科のように5・6年生だけの教科、理科・社会科のように3年生から始まる教科があり、学年によって教科や授業時間が異なりますが、6年間に10教科の授業があります。体育科は6年間、毎学年で学習します。教科に加えて、「特別の教科である道徳」(全学年)、「外国語活動」(3・4年生)、「総合的な学習の時間」(4~6年生)、学級活動をする「特別活動」(全学年)といった教科以外の学習もあります。 これらの授業時間を合わせると小学校6年間に合計5,785時間の授業を受けて卒業することになります。この授業時間は、法律によって規定されている標準時間で全国共通です。(私学の場合、宗教の時間など一部、異なっている場合もあります)。 こうした授業のほかに入学式・卒業式などの儀式や、運動会・学習発表会・遠足・修学旅行・野外活動などの学校行事を加えて、子どもたちは6年間に多様な学びの場を経験して成長していきます。 それほど多くの授業が子どもにとって楽しく有益な時間になるか否か、本人にも保護者のみなさんにもとても大きな問題だと思います。そのなかで体育学習を子どもたち一人ひとりの成長にどのように活かしていけばよいかについて、ここで考えてみましょう。
【よくある相談シリーズ】ピアノは、早いうちに習い始める方が良いですか。
「うちの子、お友達がピアノを習っていると聞き、自分もやりたいと言います。ピアノは、早いうちに習い始める方が良いのですか? また、家での練習用に本格的なピアノを買った方が良いのか、キーボードなどでも良いのかも教えてほしいです」。このようなご相談がよくあります。
【よくある相談シリーズ】うちの子、学校の支度が自分でできません。
みなさんは、子どもの頃、学校の支度が自分ひとりできちんとできていましたでしょうか。「自分もよく親の手を煩わせていたなぁ」と苦々しく振り返る方もいらっしゃれば、「自分は親に促された記憶すらないけどなぁ」と支度が自分でできない子どもの感覚がわからない方もいらっしゃるかもしれません。 「自分ひとりで学校の支度ができない」というお悩みは、今も昔もよくある話です。「毎日のことなのに、何度もせっつかないとやろうとしない」「毎回指示や確認が必要」「一体いつになったら、何も言わなくても自分ひとりで学校の支度をしてくれるようになるんだろう」と頭を悩ませている声をよく聞きます。「本人に任せると忘れ物をしてしまうので、結局毎回一緒に準備をすることになる」「いつも登校ぎりぎりになって焦って用意するので、ついイライラして叱ったり、手を貸し過ぎてしまったりする」といったお悩みに共感を覚える方も少なくないかもしれません。 しかし、こうしたお悩みがSNS等を通じて広く共有されるようになると、学校の支度が自分でできない子どもの中には、そうしたことがとても苦手なタイプの子どもがいることも一般に知られるようになり、近年では、支援ツールや便利グッズ等を用いて困難な部分を補ったり、本人のやる気を引き出したりして、自分でできるようにしていこうという考え方が世の中に浸透してきているように思います。 こうした社会の変化を背景に、最近では「お仕度ボード」などの名称で様々なタイプの支援ツールが市販されているようです。しかし、「うちの子にはまるで効果がなかった」「使いこなせず無駄になった」「良さそうに思えたのに結局はあまり長続きしなかった」といった失敗談も聞きます。それらを使っても、うまくいくケースとうまくいかないケースがあるのはなぜでしょうか。
【よくある相談シリーズ】大きな声で子どもを叱ってしまいます。これって虐待でしょうか?
「何度言っても、ゲームの時間が守れない、宿題をしない、片づけないなどで、つい大きな声で子どもを叱ってしまいます。しつけのつもりですが、これって虐待でしょうか」というご相談です。 日常生活で子どもに指示してもなかなか動いてくれない時、初めは優しく言っていたのにだんだんトーンが上がってきて声が大きくなり、口調が強くなることはよくあることです。大きな声を出すまで言うことを聞いてくれないと嘆いている保護者のお話もよく聞きます。 「もうすぐ夕食だからお片付けしてね」→「早く片付けなさい」→「何度言ったらやるの!!」大声での指示はエスカレートしがちです。それでも子どもが動かないと、だんだんイライラしてきて、保護者の側がキレて手が出そうになったりすることもあるかもしれません。 子どもは、大きな声に慣れると、昨日までの声の大きさでは言うことを聞かなくなります。ますます大きな声で怒鳴らないといけなくなる悪循環になります。また、怒鳴っても言うことを聞かないと「叩くよ」「ごはん抜きにするよ」など脅し言葉を使ってしまうこともあるかもしれません。
【よくある相談シリーズ】中学受験を進めるべきか、悩んでいます…。
●広島県で中学受験をする人ってどれぐらい? コロナ禍の状況が落ち着きを見せ始めた2023年度、首都圏での中学受験は、急増傾向にあったようです。ダイアモンド社の記事によると、1都3県の小6人口はほぼ前年並み、東京を除くと微減傾向でしたが、2月1日午前の受験者数は4万3016人と前年より2.6%増(2023年2月17日現在)で、大幅に増えていました。ちなみに、中学受験の急増は、ゆとり教育といわれる学習指導要領で学習内容が削減された後にも起きていました。成績の格差が広がる傾向がみられると、それを補うように中学受験が選択されやすいようです。 では、広島県での中学受験はどうでしょうか。ベネッセコーポレーションが2007年にまとめた資料を見れば、広島県は中学受験をする子どもが多いことが分かります。以前は、中学受験と言えば、私立中学校もしくは国立大学附属中学校でしたが、現在は、公立の中学高校一貫校が増加し、中学受験者数も全国的に増えています。中学受験に取り組んでいる子どもは多くのクラスに何人もおり、一般化しています。しかし、一般化しているという理由で安易に中学受験を選択するのではなく、メリットとデメリットを把握して臨むことが大切です。
【よくある相談シリーズ】上の子と下の子をつい比較してしまいます。
2人以上お子さんがいる場合、「ついつい、小さな下の子が可愛くて…」「ついつい、自分に性格の似ている上の子ばかり可愛がってしまって…」など、兄弟姉妹を比較してしまうことがありますよね。今回は、兄弟姉妹を比べることが良くない理由、比べないようにするためのポイントについてお伝えしたいと思います。
【よくある相談シリーズ】子育てにイライラして、「毒親」になっていないか心配です。
私って、「毒親」じゃないよね?…自分は違うはず、とは思いつつも、ふと不安になって誰かに確認してみたくなった、そんな経験があるでしょうか。 「毒親」という言葉が広く一般に知られるようになり、そうした親のもとで育った人たちの体験が様々な媒体で語られるようになったことで、気づかない間にわが子にとって「毒親」になってしまっていたら…という不安を口にする人が増えたように思います。 時々、親としての在り方を省みたり、自分の言動が子どもにどう受け止められ、どんな影響を与えているのか、ふと立ち止まって考えてみたりすることは、自覚のないまま不適切な関わりを行ってしまわないためにも、とても大切な姿勢だと言えます。 しかし、不安にかられた人たちの話をよく聞いてみると、たまたま自分に余裕がない時期に子どもとぶつかってかなりキツイ言い方をしてしまったとか、最近他のことでイライラしていて、気づけばつい子どもにあたってしまっていたとか、カッとなって子どもの言い分も聞かず感情的に叱ってしまったことがあるとか、子育てにおいて誰もが一度は経験しているような単発的な苦い失敗の影響を過剰に案じてしまっていることも少なくありません。 たとえ、傷ついた子どもから「毒親」という言葉をぶつけられることがあったとしても、執拗に子どもの尊厳を傷つけ続けていたわけではなく、また、日頃から子どもとの間に確かな信頼関係が築かれているのであれば、それほど心配することはないでしょう。あとから、自分でもさすがにあの時は言い過ぎたとか、あの態度は大人気なかったなどと反省したのであれば、親も完璧な人間ではないことを伝えて素直に謝ればよいでしょう。多少バツの悪い思いをすることもあるかもしれませんが、自分に非があったと感じた時に、それを素直に認めて謝ることができるのは、親としても人生の先輩としても、カッコイイことなのではないでしょうか。 気がかりなのは、むしろ、親も子もまったく疑いをもっていない時なのかもしれません。一般に、「毒親」と呼ばれる人々は、自分が子どもに与え続けた負の影響について省みることはなく、たとえ大人になった子どもや、カウンセラーなどの専門家から指摘されても、なかなか自身の非を認めることができないことが知られています。また、そうした親のもとで育った子ども自身も、大人になってからも親ではなくむしろ自分自身を責め、苦しみ続けるケースが少なくないのです。親も子も現実に向き合えないまま、ネガティブな在り方が家庭の中で固定化し、大人になってからも子どもの苦しみが持続して、そこから抜け出せないことこそが、いわゆる「毒親」問題の一番厄介なところなのだと思います。 それを「毒親」の呪縛と捉え、そこから解き放たれた当事者が、気づきを促す意味を込めて手記などを公表しているケースもあります。しかし、インターネット上にあふれる様々な情報に接する際には、その全てを鵜呑みにしないよう努め、冷静に情報を見極めることも必要です。親子関係がうまくいっていなかったりこじれたりしている家庭の親が全て「毒親」というわけではありませんし、当事者のことを何も知らない第三者が「毒親」と呼ばれる人々をモンスターのように扱い、一方的に非難することもまた望ましくないでしょう。 私たちひとりひとりが、「毒になる」親についてできるだけ正しい知識を持ち、その問題を真剣に考え、地域・社会全体で向き合っていくことによって、苦しむ子どもに少しでも早い段階で気づき、その心身の健康を守ったり、世代間連鎖が起こるのを防いだり、「毒親」と呼ばれるような親を生まない社会にしていくための策を講じたりしていくことができるかもしれないのです。
【よくある相談シリーズ】うちの子、自己肯定感が低くて心配です。
●「自己肯定感」を巡る関心の高まりについて。 わが子に「自分のありのままの姿を好きでいてほしい」「いろいろなことに自信を持って前向きにチャレンジしてほしい」と願うことは、古今東西、多くの保護者に共通するものだろうと思います。 「自己に対して前向きで好ましく思うような態度や感情(田中,  2008)」を表す「自己肯定感」(Self-Esteem)という言葉は、(同じくSelf-Esteemの訳語である)「自尊感情」とほぼ同等のものと思っていただくと分かり易いと思いますが、その研究の歴史は長く、19世紀末には次のような公式で示されています(James, 1892);
【よくある相談シリーズ】うちの子、家でばかり遊んで外に出て行きません。
まず、室内での遊びと戸外での遊びの違いは何でしょうか。戸外では、自然を感じながら、体を思いっきり動かして、多くの友達と一緒に遊ぶことができます。大人のみなさんは、戸外遊びを思いっきり楽しんだ記憶があるのではないでしょうか。 それでは今、なぜ外で遊ばない子どもたちがいるのでしょうか。それは、子どもたちにとって遊ぶための魅力が戸外にないからです。そもそも遊びとは「自発的な行為」です。「遊びたい」から「遊ぶ」のです。「戸外で遊びたい」という気持ちを引き起こすためには、そこに魅力が必要です。 では、その魅力とは何でしょうか。「こどものあそび環境のデザイン」という分野を開拓された仙田満さんが提唱する「あそび環境の4要素」である「あそび場」「あそび時間」「あそび集団」「あそび方法」の視点で考えていきましょう。子どもたちの戸外遊びに、これら4つの要素が揃っているでしょうか。見直してみてください。
【よくある相談シリーズ】子どもを叱る時のNGワードは?
子育て座談会で質問されることが多いのが「子どもの叱り方」について。どうすれば子どもに伝わるか。どう言えば子どもに分かってもらえるか。どうしたら子どもの自己肯定感を下げずにすむのか。ひとことで「子どもの叱り方」と言っても、お母さんたちのお悩みの背景は人それぞれ。今回のコラムは、子どもを叱る時のポイントとNGワードについてお伝えしたいと思います。
【よくある相談シリーズ】うちの子、落ち着きがなくて…。
●落ち着きがないのは、なぜ? "今これをやっていたかと思えば、次の瞬間にはもう別のことに手を出している”、 "今ここにいたかと思えば、もうあそこに行っている” など、一つのことに集中して取り組むことができない、じっとしていられない子どもの様子を見ると、うちの子は「落ち着きがない」ということになります。親(保護者)からみると、遊びにしても勉強にしても、もう少しじっくりと丁寧にやってくれないものかと心配になることでしょう。でも、多くの子どもは、本来「落ち着きがない」ものです。 大人だって、落ち着いていない。 ところで、私たち大人は、いつも「落ち着いている」のでしょうか。そうでもありませんね。話をしている時も、仕事をしている時も、私たちの頭の中では、いろんな考えが次から次へと浮かんでは消え、決して一つの所にとどまっていることはありません。友達と話しているのに、頭の中ではまったく別のことを考えたり、窓の外に気を取られたりしていませんか。人間の思考は常に動き続けており、大人だって「落ち着きがない」のです。 子どもは、好奇心にあふれている。 子どもも同じように、いつも目や耳に次々と不思議なものが飛び込んできたり、あれこれと面白いことを思いついたりしています。子どもは、目についたもの、頭に浮かんだことに興味があると、ついその方向にすべてのエネルギーを注ぎ込んでしまいます。大人と違って子どもは、毎日が新鮮な経験の宝庫なので、一瞬一瞬の出来事にいちいち心を奪われてしまうのです。つまり、いつも好奇心にあふれているからこそ、「落ち着いている」ことができないのです。 "注意”が続かない。 心理学では、あることに集中するための心の働きを“注意”という言葉で説明します。注意とは、目の前にあるたくさんの情報から自分に必要なものを見つける心の仕組みです。例えば、待ち合わせ場所で人混みの中から友達を探す時に、目を凝らして見回していると、ある瞬間にぱっと友達の顔が目に飛び込んできますよね。その時、私たちは、注意のエネルギー(注意資源)をある一つの所に注入しているのです。 大人であれば、注意資源を一か所だけに集めるのではなく、いくつかに分けて使うことができます。自動車を運転しながら、同時にラジオを聞き、さらに助手席の人と話すこともできます。だから、少々ほかのこと(ラジオ)に気を取られても、すぐに元の活動(運転)に戻ることができるのです。ところが、子どもは注意資源をうまく配分するのが苦手なので、別のことに注意を向けてしまうと、もう前のことは置き去りになってしまいます。だから、「落ち着きがない」のです。
【よくある相談シリーズ】いじめや虐待、子どものSОSに気づくには?
たとえば、お子さんの様子が、口数が少なく、食欲もなく、元気がない様子であれば、親は「あれ?どうしたの?」と気づくことができます。しかし、そんな分かりやすい表現ではなく、SOSのサインを送ってくる子どもたちがいます。今回は、お子さんの出すSOSを小さなうちに気づいてケアできるよう学んでいきましょう。
【よくある相談シリーズ】うちの子、ゲームやネットばかりして、困っています。
●インターネットを禁止するのではなく、  上手な付き合い方を一緒に考えましょう。 子どもがゲームやインターネットなどのメディアに熱中して長時間視聴してしまう、そんなご相談が年々増えているように感じます。 小学生のパパママ世代は、自宅にテレビゲームはあったかもしれませんが、オンラインゲームやインターネットが今ほど身近なものではありませんでした。私たちが体験したことのない世界で、現代の子どもたちは生きています。これだけインターネットに依存した生活の中で、子どもたちに使用を禁止することはできませんし、それが適切な方法とも言えません。私たち大人が子どもたちと一緒に、インターネットとの距離の取り方・付き合い方について考えていくことが大切です。 日本小児科医会(https://www.jpa-web.org/information/sumaho.html)の公式ホームページでは、子どもの1日のメディア(ゲーム、スマホ、テレビ、パソコン)の総接触時間について、「2時間以内」を目安にすることを推奨しています。まずは、この目安を参考に、家庭での過ごし方を見直されてはいかがでしょうか?  
【よくある相談シリーズ】子どもを信じたいけれど、ついつい口を挟んでしまいます。
●子どもは、大人に比べて未熟な存在で、何度も間違えるもの。 子どもを「信じていない」わけではないけれど、ついつい心配してしまう親心。ちょうど良い塩梅を見つけるのは、なかなか至難の業ですよね。 たとえば、小学生のよくあるパターン。「宿題、やった?」「まだ」「早くやりなさい!」「今やろうと思っていたのに!!」この後、「そんなことを言って、どうせママが言わないとしなかったでしょ!」まで言ってしまうと、口喧嘩に発展、しばらく険悪ムードに…。なんて経験、ありませんか? スクールカウンセラーなどの仕事で関わった子どもたちの声をまとめてみると、  
【よくある相談シリーズ】うちの子、話をあまりしなくなりました…。
これまで学校のことや友達のことなど、何でもよく話をしてくれていた子どもの口数が減って、あまり話をしてくれなくなったら、心配になりますよね。親としては原因が知りたくなって、「どうしたの?」「学校でいじめられてるの?」「先生に怒られた?」など、質問攻めにしてしまうことも多いようです。でも、子どもは「ううん」「別に」「普通」などあいまいな返事をするか、黙ってその場からいなくなるか、イライラして怒り出すかではないでしょうか。そして、返事をしない子どもを「態度が悪い」と怒ってしまい、後から、うまく対応できなかったと落ち込むこともよくあることと思います。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、運動が苦手で、体力づくりが心配です。
運動が苦手だと体力がつかないかというと、そうではないことを述べたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】近頃、災害が多くて、子どものことが心配です。
●災害時、私たちがとるべき行動を知っておきましょう。 皆さんは、災害と聞くと、どのようなものをイメージされますでしょうか。地震?水害?土砂災害? 災害といってもその種類は多岐にわたりますし、その影響もそれぞれ異なります。そうしたことを踏まえ、ここでは避難を伴う災害発生時に子育て世帯がどのような困難に直面するのか、また災害発生時の注意点についてどんなことを子どもたちと共有しておくべきかを考えていきたいと思います。 私は、東日本大震災をきっかけに、災害発生時の子ども支援活動に取り組んできました。近年では、発災後すみやかに被災地入りし、避難所等での子どもの居場所支援活動にも参加しています。そうした中、災害時にはどうしても子どもたちの支援活動が充実していかない現実を見てきました。こうしたことも含めて、ここでは少しお話をしていきます。  
【よくある相談シリーズ】英語学習、小学生から始めるべきか迷っています。
●小学校で英語を学ぶ理由 「英語ができるといいなあ!」こう願っておられる方はとても多いのではないでしょうか。おそらく理由はさまざまだと思います。学校で学んでいるから、受験で有利になるから、「グローバル化」の進む社会だから等、いろんな理由が考えられます。この他にも外国の人と意思疎通をしたり、外国語の文化について学ぶことが大切だからという理由もあるかもしれません。 さて、小さなお子さんをもつ方にとって、我が子を英語にどう触れさせるかは気になる問いです。このエッセイではまずは公教育における小学校英語について考えてみましょう。学校教育法第21条には義務教育の目標として以下の記載があります(以下、抜粋)。 「三 我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」 これを読むと義務教育において外国語を学ぶ意味が少し見えてきます。外国語学習は世界の平和と発展に貢献するという考え方です。自分とは異なる存在を深く理解し、尊重することの大切さがこの条文では謳われています。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、ダラダラ星人で、なかなか次の行動ができません。
●取り組む主体は、あくまでも「子ども本人」。 私たち大人が生活する中では、仕事や家事のように、所定の期日までに確実に完了させないと、その後の生活や周囲の予定に差し障りが出る事柄は少なくありません。私がいま書いているこの原稿も締切日がありますが、あまり直前に取り掛かると不慮の事態に対応できませんので、私たち大人はそのような事柄に対しては趣味や娯楽の時間よりも優先的に時間配分し、先延ばしの結果、生じる事故や不利益をできるだけ回避するように努めます。 子どもが通う学校にももちろん、宿題や課題をはじめ期日内の完成・提出が求められる事柄は多くありますので、周囲の大人としては、子どもの自主的な取り組みを尊重したいという思いがあっても、つい早め早めの取り掛かりや気持ちの切り替えを促したくなりますよね。 大人はその豊富な経験から先延ばしは不慮の事態に脆いことを知っていますので、そのような助言や忠告自体は道理に適うものですが、小学校中高年ともなれば素直に受け容れてくれることばかりではありません。「言われなくてもわかっているし!」「自分のタイミングで始めるから!」「ていうか、うるさい!」子どもが失敗して不利益を被ることがないように、また自ら行動を管理・調整する力を身に付けてもらえるように願って助言や忠告をする大人からすれば、腹立たしく感じる言葉を受けることもあるかもしれません。 ただ、そのような場合に心に留めておきたいのは、取り組む主体はあくまでも「子ども本人」であって私たち大人ではない、という点です。 私たちは自分の欲求(ここでは、「子どもにこちらが適切と思う時に取り掛かってほしい」)が満たされなかった時、それを妨げる要因(ここでは、子ども自身の主体性や意思)に対して「怒り」や「腹立たしさ」を感じることになりますが、ギリギリで気忙しく対応することになるのも、失敗して不利益を被ることになるのも「子どもの問題で大人ではない」のですから、自分の思い通りにいかない「怒り」の対象に入れてしまうことは相応しくありません。 「怒り」は攻撃行動を伴うことでその阻害要因を排除するように私たちに仕向けますから、ガミガミとした叱責やクドクドとした説教を子どもに浴びせる可能性がどうしても高くなります。子どもは自分の主体性を侵害されてストレスが募り、次の行動にも意欲が持ちづらくなるでしょうし、大人からの更なる侵害に備えて心の壁を厚く強化するでしょうから、どんな助言も忠告も益々届きづらくなることが予想されます。 そのような悪循環を避けるためにも、短期間で劇的に行動が改善するという大人本位の期待は持たずに、(行動の切り替えが難しいという)子どものいまの在り様を「受け容れて気長に待つ」、長期戦の心構えでまずは臨みたいですね。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、早寝&早起きができません…。
子どもたちの健全な育成、ココロとカラダの健康を支えるには、「休養(睡眠)」「栄養(食事)」「運動(遊び)」の3つが重要です。早寝&早起きの工夫としては、「早寝と早起き」という2つの目標をやめて、まずは「早寝か早起きか」に絞って挑戦する作戦はいかがでしょうか。  
【よくある相談シリーズ】いけないと分かっていても、他の子と比べてしまいます。
●他の子どもとの比較は、誰もがしてしまうこと。 他の子どもとの比較は、NG行動だと分かっていても、多くの親がしてしまいます。そして、その多くの親たちも、子ども時代に「○○君の方がよくできるね」「○○ちゃんの方がしっかりしているね」などと比較されて、傷ついた記憶があるはずです。そのため、「自分は親失格だ」「自分の子育ては間違っている」と思い詰めることはされなくてよいと思います。  
【よくある相談シリーズ】子ども同士のトラブル、みんなどうしてる?
●「学校でお友達と上手くいっていないのかも…」  と感じたら。 「子どもが学校から浮かない顔で帰って来た…」そんな様子を見ていると、おうちの人はとても心配ですよね。ましてや「学校に行きたくない」と行き渋りが始まれば尚更です。今回は、「うちの子、最近元気がないなぁ」「うちの子、学校でお友達と上手くいっていないのかも…」と感じた時に、おうちの人はどう対応すればよいか、そのポイントについて考えてみたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】教育費はいくらまで?家計とのバランスは?
●子どもの教育費は、家計の聖域!? 子どもの将来を思い、「教育費にはしっかりお金をかけていきたい!」とお考えの親御さんは多いようです。その反面、収入がなかなか伸びない中、教育費を負担に感じている親御さんも多いことでしょう。家計をやり繰りする中で、教育費にお金をかけたいけれど、どこまでかけられるか、悩みますよね。まず、統計値を見てみましょう。 文部科学省が行った「平成30年度 子供の学習費調査」によると、公立小学校に通う小学生1人あたりにかかる教育費は、年間約32万円。この中には、学校教育費や学校給食費だけでなく、習い事などの学校外活動費も含まれています。世帯収入が増加するにつれて、学校外活動費は多い傾向にあり、概ね年収の4~6%程度(小学生1人あたり)という結果でした。 しかし、これはあくまでも統計値。家庭によって教育方針や考え方は違うし、そもそも収入も年齢も違うので、「いくら」と言う正解はないのです。ただし、教育費にかけられるお金には限りがあります。  
【よくある相談シリーズ】子どもが「ギフテッド」ではないか、と言われました
●はじめに こちらをご覧になっている方は、「ギフテッド」という言葉で検索された方、実際にお子さんがそのように言われたという方もいらっしゃると思います。ここでは、「ギフテッド」について簡単に紹介していきたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、塩辛いものが大好きなんです…。
●今のごはんは未来のわたし!  ~適塩でおいしく食べよう~ 人間の体は、食べ物によって作られます。子どもたちは今、食べているもので「未来のわたし」の体づくりをしています。さて、皆さんは、家庭での食事作りの中で、塩分を考えて料理をされていますか? 現在、令和元年国民健康・栄養調査の結果によると、健康な日本人の成人男女が目標とすべき1日の食塩摂取量は男性7.5g未満と女性6.5g未満とされていますが、日本人の1日あたりの平均塩分摂取量は男性10.9g、女性9.3gで、目標値を上回る結果であり(図1、図2)、減塩が強く勧められています。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、お風呂がキライで困っています…。
このコメントの裏側にあるのは、「お風呂を好きになってほしい!」「お風呂に入ってほしい!」という思いだと思います。言い方を変えると「うちの子がお風呂に入るようにするためにはどうすればよいか?」ということになるでしょう。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、会話が苦手で、親にできることは何でしょうか?
「うちの子は、いつまでたってもことばが上手に話せない」と、親は自分の子どものことばの発達をたえず気にかけ心配しているものですね。 わたしたちは、人間社会の中で、ことばを通して「わたし」という人格をつくりあげ、ことばを通して人と人とがつながり合って生きています。人間社会では、ことばは「生きる力」として重要な役割を果たしているのです。ですから、子どもの「生きる力」としてのことばをしっかりと育てたいものです。 それでは、子どもの「ことばを育てる」ために、親はどのように子どもと関わっていけばよいものでしょうか。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、とても無口なのですが…。
子どもの「ことばを育てる」には、さまざまな体験を通して、子どもの「感性」や「こころ」を豊かに育むことが大切です。さまざまな体験の中でも、特に自然とのふれあいは、子どもの「こころ」の成長にとって大切な体験です。 子どもの「こころ」が鍛えられ、成長していくために、自然がいかに大切なものであるかについて、ルソー(1712~78)は次のように述べています。 「自然を観察するがいい。そして自然が示してくれる道を行くがいい。自然はたえず子どもに試練をあたえる。あらゆる試練によって子どもの体質をきたえる」(ジャン・ジャック・ルソー、今野一雄訳『エミール』上、岩波文庫、1962年)  
【よくある相談シリーズ】うちの子、友達ができないみたいです…。
「友達ができないみたい」という状況にはいろいろな場合が考えられます。友達と一緒に勉強したり遊んだりするなど、対面で共に行動することがない場合もあるでしょう。帰宅後には近所の子どもと交流することはないが、学校では仲の良い友達がいたり、クラスの子どもたちと一緒に活動したりしている場合もあるでしょう。一方では、友達との交流がないように見えても実際にはオンラインでつながっていることも考えられます。ラインでのゲームなどウェブ上での交流には、現実にそれなりの問題も起こっていますし、本題とは別の心配ごとが生じるように思います。ここではオンラインでのつながりもなく、学校でも自宅近所でも友達との交流がみられない場合を想定して話を進めたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、人見知りが激しくて困っています…。
●そもそも、人見知りとは? 子どもの人見知り、親としてはとても気になりますよね。楽しみにして参加した場面で馴染めず、泣き出してしまった、遊びに参加できずに活動が終わってしまったなど、子どもが場面に馴染めず、親の方も残念な思いをするのはよくあることです。親にとっては、こういう状況はなかなか受け入れ難いものがあるかもしれません。親として一生懸命子育てしているからこそ、楽しく過ごして欲しいという切なる願いがあり、人見知りをしている子ども以上に、実は親自身がそのような子どもの姿に遭遇してつらい気持ちになってしまうことが予想されます。 そもそも人見知りは、幼い子どもの場合、知らない人、知っている人を区別できているという意味で、子どもが育ってきているからこそ見られる行動であると考えられます。「区別する」ことは、人や場面について、自分が親しんでいるものといないものを区別して認識しているということであり、そういう意味では子どもが発達していく過程の中で自然と現れる行動なのです。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、絵が下手なんです…。
●うちの子の絵を見て・・・。 教室や廊下に掲示してある絵を見て、「うちの子の絵、もう少しどうにかならないのか」「〇〇君のように上手にかけないのか」と思ったことはありませんか。 「絵が上手」と聞いてイメージする絵、あるいは「絵が下手」と聞いてイメージする絵は、どんな絵でしょうか。「形がとれている(とれていない)」、「対象に似ている(似ていない)」、「上学年(下学年)の表現のようだ」といったイメージでしょうか。 では、形がとれ、対象に似ていて、上学年のような表現を見たら、どのような感想を持つでしょうか。心がどう動くでしょうか。  
【よくある相談シリーズ】通常学校か、特別支援学校か、うちの子の就学先に迷っています…。
●はじめに いま、こちらのページをご覧いただいている方は、どのようなきっかけでこちらにいらっしゃいましたでしょうか。ご自身のお子様の就学先に悩んでいるのかもしれません。また、その親族の方かもしれませんし、「就学」という言葉で検索をして学習を進めている学生の方かもしれません。 ところで、現在の日本においても様々な選択(チョイス)があります。大きく分ければ公立学校/私立学校、中高一貫校ないし小中一貫校(現在は中等教育学校、義務教育学校と称されています)、フリースクールやインターナショナルスクールなどです。今回はこのうち、特に通常学校と特別支援学級・学校に限った話をしていきます。 結論を先に申し上げれば、私は「障害があれば特別支援学校に行くべきだ(もしくは行くべきではない)」といった確固たる思いを持っているわけではありません。しかし、その選択をめぐっていくつか考えるポイントをお示しすることはできると考えています。みなさんのヒントになれば幸いです。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、授業についていけないようです…。
ご心配ですね。お子様に関する詳しい情報がありませんので、一般的なお話になりますが、ご容赦ください。お子様が授業についていけないことを、子どもの成長過程で最初に強く感じるのが、小学校の低学年あたりではないでしょうか。このことについて原因と対処の2つの視点から少しご説明します。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、友達とトラブルがあったと聞きました…。
●まずは、子どもの力で解決できるように見守ろう。 自分の子どもが友達とトラブルになった話を聞くと、親としては心配になります。そして、1日でも早く子どもを嫌な思いから解放したい、早く解決して子どもを安心させたいと思いますね。実際、私が小学校に務めていた時も、子どものトラブルを心配される保護者はいらっしゃいました。また、それと同時に多くの保護者は子どもたちが自分の力でトラブルを解決できるようになってほしいと望んでもいらっしゃいました。 子どもの交友関係が広がれば、子ども同士のトラブルも増えてきます。大人にしてみれば、どうしてそんなことでと思うような些細なことでもトラブルになってしまうこともあります。しかし、子どものトラブルは決して悪いことではありません。そのトラブルを通して、子どもはどうしていたらトラブルにならずに済んだのか、これからどうやって解決していけばよいのかなどを考え、学ぶことで大きく成長することができるからです。 ですから、たとえ心配であっても、親がすぐに解決に乗り出すのではなく、まずは、子どもの話をしっかり聞き、どうしたらよいかを子ども自身に考えさせることが大切です。そして、子どもがそのトラブルを乗り越え解決していけるように支え、見守るようにしていきましょう。
【よくある相談シリーズ】うちの子、口答えが多くて困っています…。
●子どもの口答えは「成長の顕れ」
【よくある相談シリーズ】もうすぐPTAの役員改選で、気が重いです…。
子どもを持つ親にとって、毎年4月にめぐってくるPTAの役員決めは、何とも気の重いものです。共働き家庭が増加している現在、役員への立候補者は減少し、今年も気まずい沈黙の後、くじ引きが行われているのではないでしょうか。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、片付けがまったくできません…。
子どもは「片づけ」が苦手です。それは、大人に比べて、生活の見通しを持ちにくい、気持ちの切り替えをしにくいといった脳の発達によるものと、「片づけ」の方法やその理由(必要性)を知らないといった経験によるものの2つの原因が影響しているからです。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、言葉づかいが悪くて、困っています…。
今回は、子どもの言葉遣いの悪さにどう対応するかについて。子どもたちの成長や発達、それを受け取るこちら側の状態についてまで、整理しながら考えていきたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、毎朝なかなか起きてくれません…。
今回のお題は、「正しい睡眠について」です。このコラムでは,主に小学生の子どもと親とのコミュニケーションにかかわる問題について,心理学や言語学での考え方を紹介しつつ,また私自身9歳の娘がいる母親という立場から,みなさんと一緒に考えてみたいと思っています。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、いつもイライラしています…。
誰かと話をしていて、相手がイライラしていると、こちらにもうつる(感染する)なんてこと、ありませんか? 相手の感情が自分の感情に影響する(楽しそうに話す人と話をしていると自分も楽しくなってきた、イライラした上司と話をしていると自分もムカムカしてきたなど)ことを、普段の生活の中で感じることがあります。『楽しい』『明るい』雰囲気に影響されるなら良いですが、『イライラする』『腹が立つ』感情にさせられるのは、迷惑だと感じてしまいますね。また、子どもたちは、自分でどうにもならない不快な感じを、信頼しているお父さんやお母さん、おうちの人に遠慮なくぶつけてくる(投げ込んでくる)ことがあります。 さて今日は、「イライラしている子ども」とどう向き合えば、自分も不快にならずに、その場をやり過ごすことができるのかを考えていきたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】子どもの習い事について
新型コロナウイルス感染拡大により、私たちの生活は一変しました。ようやく学校も再開し、少しずつ子どもたちも日常を取り戻しつつありますが、感染の恐怖がほんの少し遠のくと、いろいろ気になることも出てきました。子どもたちの学校生活での制約の多さや相次ぐ行事の縮小など、子どもにとって大切な人・コト、自然との出会いや経験の機会が減少しています。「3密」を避けるためには仕方がないとはいえ、子どもにとっても親にとっても大変残念なことです。緊急事態宣言が発令された当初はほとんどのスイミングスクールや英会話、音楽教室が休講になりましたが、夏以降少しずつレッスンが再開されているようです。最近の「子どもの習い事」事情や、習い事を始めるうえで大切なことを考えてみましょう。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、「学校に行きたくない」と言い出しました…。
子どもから「学校に行きたくない」と言われたら、ましてやそれが出勤時間の間際だったりすると、困ってしまいますよね。それが何度か続けば、朝のひとときが、子どもにとっても親にとっても苦痛な時間となってしまうかもしれません。 今回は、子どもが「学校に行きたくない」と言ってきた時のアプローチの仕方を紹介しつつ、学校との協力体制を築くために心にとめておくとよいことや、さらには「学校に行かない」という選択肢についても考えてみたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、反抗期かもしれません…。
ちょっとしたことで不機嫌になったり、屁理屈をこねて逆らったり、大人の痛いところをついて揚げ足を取ったり…。冷静に考えれば自分自身も通ってきた道なのに、思わずカッとなって小言を言ってしまい、さらなる反抗的な態度を招いてしまったこともあるかもしれません。これまで聞いたことがないような乱暴な言葉を浴びせられたり、あからさまに避けられたりしてショックを受けた話もよく聞きます。素直でかわいいあの子はどこへ行ってしまったのかと嘆いたり、育て方がまずかったのかと落ち込んでしまったりすることもありますよね。そんな時に、ちょっと気持ちを立て直すヒントになれば幸いです。  
【よくある相談シリーズ】入学・進級してひとつ大人になった子どもと どう接したらいいの?
新年度が始まって4ヶ月経ちましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校や外出自粛要請で、学校生活がままならなかった方も多いと思います。本来であれば、慌しくも緊張感のあった生活が少し落ち着いてきた頃。ここで改めて、小学校低学年・中学年・高学年それぞれの時期に、子どもたちにどんな身体的・心理的変化が起こるのか、それに対して親はどのような心構えを持つ必要があるのか、まとめてみます(注1)。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、深夜まで起きているクセがついてしまいました…。
新型コロナウィルスの感染予防対策で、急に学校が休校になったり、外でしっかり友達と遊ぶ時間も作れなくなったり。子どもたちも私たち大人も落ち着かない日々が続いています。昼間、外出自粛で遊びに出るのも控え、友達とも会えず、退屈な日々を過ごしている子どもたちを見ると、ついつい夜の番組は見せてやりたいと思ったり、YouTubeの視聴やゲームの時間が長くなってきたり。それに伴い、心配になるのが生活習慣、生活リズムの乱れです。私の出会うお母さんたちのお話やご相談にもそんな話題が増えて来ました。今回は、夜更かしの対策について一緒に考えてみたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】休校中の過ごし方のポイントは?
新型コロナウィルスの感染拡大により、子どもたちの生活や教育の環境が激変しています。休校中は自由に過ごすことができますが、自律と自立も求められます。子どもだけでは難しいため、保護者の方の助言や支援が必要です。年齢を重ねていく中で、少しずつ自分で生活を組み立てていくことができるようにしていきましょう。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、忘れ物が多くて心配です…。
今回のお題は、忘れ物について。と、言っている私も、よく忘れ物をする方でした。そして、それを引き継いで、うちの中1の次男もよく忘れ物をしています。仕事で出会うお母さんたちから、「毎日ガミガミ口うるさく言っても、全く改善しません。どうやったら治るのでしょうか?」と、ご相談を受けることも。そこで今回は、子どもの忘れ物を少なくするには、どうすれば良いのか、どんな声かけをしていくのが良いのか、一緒に考えていきましょう。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、みんなと行動が違うんです。。。
●子どもがみんなと違う行動をするのはなぜ? まず考えられることは、「別のことをしたいから」です。子どもは目の前にあるものに興味を抱きます。「これは何だろう」と考え、「触って確かめよう」とするのです。このような「好奇心」は、自分の生きる世界を知っていく大事な行為です。 そして、2歳前後になると「自我」が芽生えてきます。意思を持ち、「自分がやりたいと思うことをやりたい」という気持ちが強くなってきます。この時期を「第一反抗期」といい、子どもは自立への歩みを進める大事な時期です。 同時に、この時期は「子どもと大人」の関係から「子どもと子ども」の関係へと、人間関係を広げていく時期でもあります。人間関係の広がりとともに、自分の「やりたい」気持ちで行動するだけでは、友だちと一緒に遊ぶことができないことに気づいていきます。そして、成長するにつれて少しずつ周囲の状況を理解・判断し、「〇〇をやりたいけれど、今は△△する」という気持ちである、「自制心」が育ってくるのです。 大脳は、まず興奮回路が発達し、後に抑制回路が発達していきます。衝動的に行動する「衝動行為」から、次第に人との関係の中で生きるためには「自制」する必要があることに気づき、心の中で「自己主張」と「自己抑制」に折り合いをつけて(内面的調整)、周囲の状況に沿った行動をするようになっていくのです。 子どもは、自分の意志や要求を主張し、受け止められる経験をとおして、他者を受け入れることができるようになります。つまり、自分が要求を伝えて(自己主張)したことを受け入れてもらい「させてもらった」という経験を積むことで、相手の要求を受け入れて(他者受容)、自分の行動を自制する(自己抑制)心(自制心)が芽生えてきます。したがって、周囲の大人は、まず子どもの要求をなるべく受け入れることが大切です。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、整理整頓が苦手なんです…。
先日、「うちの子、もう小学生なのに、机の中もぐちゃぐちゃ。ランドセルもぐちゃぐちゃ。プリントも出せないんです。これってどうやったらなおるんですか?」とご相談を受けました。今回は、整理整頓が苦手で、片付けができなかったり、忘れ物の多い子どもたちをどう育てていくのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】子育て中の夫婦の会話、どうしてる?
今回のお題は、「子育てをめぐる夫婦間のコミュニケーション」です。このコラムでは、主に小学生の子どもと親とのコミュニケーションにかかわる問題について、言語学・心理学の研究者としての立場から、また私自身8歳の娘がいる母親として、みなさんと一緒に考えてみたいと思っています。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、まだ“親離れ”できていなくて…。
私は、お仕事で出会ったお母さんたちから、「うちの子、まだ“親離れ”できていなくて、自分のことを自分でできないの。これくらい1人でやってもらわないと…」といったお話を聞くことがあります。今日はこの“親離れ”を中心に、“子離れ”についても考えてみたいと思います。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、性的なことに興味を持ち始めました…。
子どもが性的なことに興味を示し始めた時、正直、大人としてはちょっと気まずいですよね。できれば避けて通りたいと思いつつ、メディアに氾濫する誤った情報からおかしな知識を得てしまうのも心配…という悩みを抱いている保護者の方も少なからずいるでしょう。また、子どもの疑問に向き合おうとは思っているけれど、何をどう話せばいいのか分からず、悩んでいる方もいるでしょう。最近では、AIアシスタントにキスやセックスについての質問をするようになった子どもに保護者が戸惑うといったケースもあるようです。性的なことに関して興味・関心の強い子もいれば弱い子もいますが、一定の年齢になれば、大なり小なり、そうしたことに関心をもつようになるでしょう。子どもたちにとっては、大人が思うよりずっと純粋で素朴な興味・関心なのです。できれば、うろたえることなく、適切に対応して、子どもたちが正しい知識を得て、自分の心身も他者の心身もともに大切にできる感覚を身につけ、いずれパートナーと適切な関係を築いていけるように導きたいものです。 とはいえ、実際には、どうしていいか分からず、変にうろたえて、つい子どもを叱ってしまった…という失敗談も耳にしますし、「いよいよ来たか!」と身構えて必死にうまい言葉を探したけれど、何といえばよいか分からず結局言葉につまってしまったとか、成長の一過程と頭では理解しつつも内心複雑な思いで、何となく気まずい空気になって、そのまま何事もなかったかのようにスルーしてしまった、という話も聞きます。昔に比べればオープンになってきたとはいえ、性的なことについて子どもに教えることや、性的な話題について子どもと会話することに少なからず戸惑いを覚えたり、抵抗を感じたりする大人も少なくはないでしょう。 しかし、「性」についての誤った知識や認識は、自他の心身を傷つけ、不幸な結果を招いてしまう可能性もあります。とりわけ、インターネットなどのメディアを通じて常に膨大で雑多な情報にさらされている現代社会においては、誤った情報や有害な情報から完全に子どもたちを遠ざけることは難しく、ともすればそうした情報に無防備に触れてしまい、子どもたちの中に誤った認識が築かれやすい状況にあると言えるでしょう。したがって、できれば子どもたちがそうした情報に触れる以前に、正確な情報や正しい知識を伝え、自分や他者の心身を大切にできる感覚を育て、いずれ適切な時期に他者と健全な性的関係を結ぶことができる下地を子どもたちの中に築いておくことは、とても重要なことであると考えられます。 では、そのためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。  
【よくある相談シリーズ】「プログラミング教育」って何?
今回のお題は「プログラミングをなぜ学ぶの? 子どもたちが身につけるべきものとは?」です。このコラムでは、主に小学生の子どもと親とのコミュニケーションに関わる問題について、言語学・心理学の研究者としての立場から、また私自身8歳の娘がいる母親として、みなさんと一緒に考えてみたいと思っています。  
【よくある相談シリーズ】子どもの宿題にどう付き合う?
小学生のお母さんからの相談で多い、「宿題」の話題。今日は、「宿題」を日々の生活の中でどうやって定着させていくかを一緒に考えてみましょう。  
【よくある相談シリーズ】うちの子、約束を守ってくれません…。
●約束を守れないと、将来、困るのでは? ◆「6時までに帰ってくると約束したのに帰って来ない」「ゲームは宿題が終わってからと約束したのに」「9時までに寝る約束なのにまだテレビを見ている」…。◆子どもが約束を破ったり、できなかった言い訳ばかりしていると、親としては、どうしてできないんだろうとイライラしたり、この子は将来どんな大人になるのだろうと不安になったりしますよね。◆約束を守ることは、人から信頼されるために大切なことだからです。◆しかし、子どもの言動をよく見ていると、いつも約束を破っているわけではありません。たとえば、「友だちと明日遊ぶ」「一緒に児童館に行く」などの約束は、しっかり守っているのではないでしょうか。
【よくある相談シリーズ】うちの子、本を読んでくれません…。
もうすぐ夏休みですね。「子どもが本を読んでくれない」とお悩みのお父さん・お母さんは、夏休みの宿題の読書ノルマを聞いて、頭を抱えているかもしれません。そこで今回は、「子どもの読書離れ」について、心理学や言語学での考え方を紹介しつつ、小学生の子どもと親のコミュニケーションについて、私自身8歳の娘がいる母親という立場から、みなさんと一緒に考えてみたいと思っています。
うちの子、集中力がない?子どもの集中力をつけるには
 元気いっぱいの我が子の姿を見るのは嬉しいものです。しかし、その元気の良さが落ち着きのなさに見えると途端に心配の種に変わってしまうのですから、親の気持ちとは複雑です。  今回は小学校教諭、教頭として子どもたちを見て来られ、現在は新採用の先生の指導を行っている土路生敏通(とろぶ としみち)先生に、子どもたちの集中力についてお話を聞きました。
子どもの反抗 うまく付き合うには?
 子どもの反抗的な態度にイライラさせられることはありませんか。子どもを頭ごなしに叱りつけてしまって反省したり、親の想いが伝わらずもどかしく思ったり、子育てはいつも手探りです。  そこで今回は、子どもの反抗について、公益社団法人 学校教育開発研究所、代表理事の栗原慎二先生にお話をお聞きしました。
お年玉の使い方、親子で話し合ってみませんか ~今、子どもに金融教育が必要なワケ
 子どもたちにとってお年玉がもらえるお正月は大きな楽しみです。しかし、まとまった金額のお金を子どもが手にするので、親にとっては心配の種かも知れませんね。  お年玉は親子で「お金」について話をする良いきっかけ。そこで今回は、子どもの金融教育に詳しい、ファイナンシャルプランナーの朝原奈津枝さんから金融教育の現状と必要性についてお話を伺いました。
親子で話しておきたい いざという時の避難場所
 今年、災害に見舞われてしまった広島。「広島は大丈夫」「自分は大丈夫」と思っていた方でも大自然の威力を身近に感じたのではないでしょうか。  そこで今回は、家族で確認しておきたい防災のお話です。今一度、非常時の備蓄や避難場所を家族で確認しておきましょう。お話をお聞きしたのは防災士の横山ゆかりさん。ご自身の被災体験から防災に関する啓蒙活動に力を入れていらっしゃいます。
子どものコミュニケーション能力が気になるとき
 高橋和美さんの息子さんには脳機能障害があります。看護師として仕事の傍ら、障害のあるお子さんを持つ家族やお子さんの支援活動も行っています。  各種の発達障害ではコミュニケーションに影響が出ます。しかし、一般に健常児とされている子どもであっても(時には大人でも)、コミュニケーションが苦手な人は少なくありません。今回はコミュニケーションの課題を克服する考え方について、看護師でLOF教育センター広島校代表でもある高橋和美さんにお話を聞きました。
夢は国際人 世界の中で生きるということ ~オリンピックイヤーを前に
 オリンピックが2020年、東京で開催されます。海外からの観光客も今後ますます増えそうな予感。同時に、観光やビジネスで多くの日本人が海外に飛び立つ時代になりました。  そこで今回はJICA中国・新川美佐絵さんから、青年海外協力隊での経験を踏まえ、国際化する社会におけるグローバルマインドについてお聞きしました。
子どもの食事と栄養 気になる偏食VS気にしなくてよい偏食
 子どものときの給食の思い出にはどんなものがありますか。大好きなメニュー、苦手だったメニュー。当時は嫌いだったけれど、大人になって食べられるようになったものなど。  今回はお子さんの偏食が気になっているお父さん、お母さんのために、栄養教諭の石丸美千代先生から「気になる偏食、気にしなくてよい偏食」についてお話を聞きました。
答えのない世界を生きる これからの子どもたちへ
 イノベーションという言葉が頻繁に聞かれるようになりました。イノベーションとは革新という意味。新しい発明が世の中に広く受け入れられたときに用いられる言葉です。  スティーブ・ジョブスがiPhoneを発表したときを境に、携帯電話は急速にスマートフォンに置き換わっていきました。イノベーション、すなわち時代が変わるような大変革は誰しも起こせるわけではありません。それでも、イノベーション人材の育成については各方面から求めの多いテーマでもあります。  そこで今回は、広島大学産学・地域連携センター客員准教授の川瀨真紀先生にお話をお聞きしました。
子どもが育つ!夏休みはお手伝いに挑戦しよう
 夏休みに入ると、子どもたちが家で過ごす時間は長くなりますね。夏休みをうまく活かし、子どもたちがお家の仕事、お手伝いを積極的に取り組めるよう親子でチャレンジしてみませんか。  今回は家事の専門家であるママ楽サポート代表の西村祐紀さんに、子どものやる気を引き出しながら楽しくお手伝いをしてもらうコツをお聞きしました。
子どものトラブル 親はどうすれば
 仲良しの友達と喧嘩になって子どもがションボリ。いつものこと、と思っていたのに、今回は様子が違うみたい? 子ども同士のトラブルに親はどう関わっていけば良いのでしょうか。  今回は少年サポートセンターの統括少年育成官・三山雄美子さんにお話を聞きました。
怒り、イライラ・・・上手に気持ちを伝えるには
「子どもが言うことを聞かない」「相手に言いたいことを伝えるのが苦手」  誰しもイライラしたり、腹が立ったりすることがあります。怒りの気持ちをうまく処理して円滑な人間関係を築くにはどのようにしたらよいのでしょうか。  今回は、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の梶田多恵子先生に怒りのコントロールについてのお話を伺いました。
《規則正しい生活リズムを作るために ~成長期の小学生、心掛けたい心と体の健康》
 早寝早起きは小学生にとって基本的な生活習慣です。しかし、日常の忙しさにかまけて、気が付くと子どもに夜更かしをさせていた、と反省するお母さんも多いのでは。  そこで今回は小学生の健康を見守る、己斐上小学校の養護教諭・平野美穂先生によい睡眠のために心掛けたいことをお聞きしました。
スマホデビューを機に家族で話をしよう!
進級・進学を機に、子どもにスマートフォン(スマホ)を持たせることを検討中のご家庭もあるのでは?連絡を取りやすくなる安心の一方で、犯罪やいじめなどに巻き込まれる不安も生じます。ご家庭でどのようなことを知っておく必要があるのか、気を付けるべきかについて、広島市電子メディア・インストラクターの開地義明さんに聞きました。
そろそろ働きたい ~ まず、何からすればいい?
一番下の子が幼稚園や小学校に上がるタイミングで、仕事を始めようかと考えるママも多いようです。出産などを機に、長く“社会人”から離れていたママにとっては、仕事のこと、通勤のこと、家庭のことなど、いろいろなことが不安になります。まず、何から始めればいいのか、誰に相談すればいいのか悩んでいるママをサポートする「わーくわくママサポートコーナー」相談員の坂本奈美さんにお話を聞きました。
大きくなったら何になる?~子どもの職業選択のためにサポートできること
園児の頃は「カープの選手」「サンフレッチェの選手」と言っていた将来の夢も、小学生になるとまた変わってくるものです。また、社会や仕事のあり方の変化の激しい昨今、子どもたちを送り出す親にも不安がつきません。子どもが自分に合った仕事を見つけ、社会に役立てていくために、今から親としてサポートできることはあるのでしょうか? 先月に引き続き、子ども職業ナビゲーターの“クッキー先生”こと奥貴美子さんに聞きました。
「習い事をやめたい」…そう言われたら?
2つ3つ習い事をしているのが、当たり前の今時の子ども。親としては、送り迎えや経済的な負担があっても、子どもの力になるのならと応援したくなります。けれども続けているうちに、子どもから「やめたい」と持ちかけられることもあるかもしれません。そんな時、親としてどのように対応したら良いのか、子ども職業ナビゲーターの“クッキー先生”こと奥貴美子さんに聞きました。
子どもがイライラしたり荒れている時、どうする?
小学校高学年くらいになると、思春期にさしかかることもあり、勉強、学校、家庭などのストレスで、子どももイライラしたり、荒れた態度を取ったりすることも。そんな時、保護者としてはどのように対応したら良いのでしょうか。広島修道大学健康科学部教授で学校心理士の西野泰代さんに聞きました。
それぞれどう接したらいい?性格の全く違う兄弟姉妹
先月より「家族と子育て」をテーマに、広島大学大学院教育研究科の教授で、学校心理教育支援室 「にこにこルーム」の担当をされている栗原慎二先生に話を聞きます。今月は「兄弟」。性格が全く違う兄弟姉妹にどのように接するべきでしょうか?
夫婦間で子育てに対する考え方が異なったら?
今月と来月は「家族と子育て」をテーマに、広島大学大学院教育研究科の教授で、学校心理教育支援室「 にこにこルーム」の担当をされている栗原慎二先生に話を聞きます。まずは「夫婦」。夫婦間で子育てに対する考え方が食い違った場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?
難しい悩み?子どもの友達との金銭感覚の違い
夏休み真っ最中、小学校高学年くらいになると、子ども同士で出掛ける機会も増えるでしょう。そんな時いくらお小遣いを持たせるか悩んだことはありませんか?他にも、子どもの友達が遊ぶ度にお金を使い、自分の子どもが影響されるのが心配という声を聞くこともあります。子どもの金銭感覚の身につけ方について、ファイナンシャルプランナーの吉本隆さんに聞きました。
夏休みこそ“食”について考えよう!作ってみよう!
長い夏休み、子どもと一緒に料理を作ったり、食材探しに出掛けたり、“食”について考える時間にしませんか?自然派レストランAGRIオーナー兼シェフで、食育プロデューサー、料理研究家の黒田千晴さんに、子育て中の食の大切さについて聞きました。
そろそろ反抗期?子どもへの対応に悩んだら・・・
子どもの成長につれ、反抗的な態度をとったり、荒れたような様子を見せたり、返事をしなくなったり「そろそろ反抗期かな」と思うことも。小学校高学年くらいの子どもを持つ保護者からよく寄せられる、子どもが反抗期を迎えた時の親の心構えについて、広島文教女子大学准教授で臨床心理士の浴野(えきの)雅子さんに聞きました。
新学期の子どもの変化に注意
新学期が始まり、子どもも新しい環境で学校生活を始めました。そんななか「友達との関係がうまくいかない」「学校に行きたくない」などと悩む様子を見せていませんか?学校生活でのトラブルに気付いた時、知っておきたいことについて、広島県教育委員会 豊かな心育成課の平野剛さんに聞きました。
どうする?どうした?中学受験
入学・進級シーズンを迎え、子どもの中学受験を検討すべきか悩み始めた家庭もあるかもしれません。そこで、実際に中学受験を経験した3人の保護者に、体験談を聞きました。
SNSやインターネットとの付き合い方
スマホやタブレットの普及で、子どもも当たり前のように触れるインターネットの世界。しかしSNSなどを巡ってトラブルに巻き込まれるケースも増えています。子どものSNSやインターネットとの付き合いの上で気をつけるべき点を、広島県警少年対策課の今若秀孝警部補に聞きました。
「学校に行きたくない」と子どもが言い出したら…
子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら、無理にでも行かせるべきか、休ませた方がいいのか、親としても戸惑うところです。どのように声をかけたらよいのか、教師の経験もある臨床心理士の野中春樹さんに聞きました。
ストレスに強い子に育てるには?
子どもたちの周りには様々なストレスがあります。ストレスに強い子に育てるために、親がどう接していけばいいのか…ソーシャルワーカーの竹岡訓子さんにお話しを伺いました。
お年玉の管理、子どもに任せる?親が預かる?
子どものお年玉の行方はどうなっていますか?もうすぐお正月を迎え、子ども達はお年玉を楽しみにしているのではないでしょうか。そこで、子どもがもらうお年玉の管理について、ファイナンシャルプランナーの高橋佳良子さんにお話しを伺いました。
反抗期の息子へのお母さんの対応は?
反抗期の子どもは不安定なことも多く、コミュニケーションがとりにくいと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。今回はとくに反抗期の男の子とお母さんの関係を良好に保つポイントについて、東広島市立平岩小学校の校長・古山礼子先生にお伺いました。
いのちの大切さをどう伝える?
学校や公民館等で妊娠、出産、育児の過程を教える出前授業「いのちの授業」を行う、マザーリング・くらぶ代表の助産師の川口一美さんにお聞きしました。
娘の友人関係、親が口を出さない方がいいの?
 小学校高学年にもなると、とくに女の子の友人関係は複雑に感じられることもあるでしょう…。親としてなんとなく子どもの表情や様子で、うまくいってないんだなと感じたとき、どう対応したら良いのか悩むかもしれません。そこで親業訓練インストラクターの大下政江さんに伺いました。
自ら考えて動く子に。お手伝いできる子に育てたい!
 子どもが自分から進んで家事を手伝ってくれるというのは、多くのママの願いではないでしょうか。お手伝いが子どもの成長に役立つことはわかっていても、忙しい親が子どもに寄り添って家事を教えるのは大変です。そこで、お手伝いの習慣が身に付く子どもの育て方について、母学アカデミー学長の河村京子さんにお話しをお聞きしました。
「宿題やったの?」と親が言わなくてもやれる子に
“子どもが勉強をしない”とお悩みのお父さん・お母さんは多いのではないでしょうか。何度言ってもなかなか動かず、困ってしまうことも多いですね。これから始まる夏休みに向け、子どもの学習の習慣化について「お母さんサポートの専門家」田嶋英子さんにお話しを伺いました。
すぐ上の子を叱ってない?まずは自分の心の整理から
 下の子が生まれてから、「上の子が我慢していないかな?」「 寂しい思いをしていないかな?」と気にかけることはありませんか?また、兄弟や姉妹でケンカになったとき、どんな風に声をかけようかと迷うことはありませんか? そんな兄弟・姉妹の子どもとの関わり方について、コミュニケーション・コンサルタントの三上かおりさんにお話しを伺いました。
子どもの集中力!気が散りやすい子どもを変えるには?
 「子どもの集中力がない…」「勉強をはじめてもすぐに他のことに目移りしてしまう」など、お子さんの集中力に関してお悩みの声を聞くことがあります。自身の子どもの集中力が無いと、どうしても焦ってしまうものです。そう、わが子の将来が心配になるのですよね。そこで、廿日市中学校で校長を務める沼本愼二先生にお話しを伺いました。
親がどう接するかで決まる?! 子どもの人見知り
 入園、入学のシーズンを迎えました。大人に対してだけでなく、「同年齢の子どもに対しても人見知りをするわが子。こんな状態で、幼稚園、小学校と通うことができるのでしょうか」という不安をもつ親御さんも多いのでなないでしょうか。そこで、子育てコーチとしても活躍している小方昌子さんに、子どもの人見知りについてお話しを伺いました。
携帯電話やスマホ、SNSとの付き合い方
 もうすぐ新年度がスタートします。学年が上がることで、子どもに携帯電話やスマホを持たせる家庭が増えてくる時期ではないでしょうか。便利ですが、使い方を誤ると事件やトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。親として、携帯電話やスマホを子どもに持たせるとき、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。そこで、FacebookやLINEなどのSNS地域活用アドバイザー・講師を行っているACS(あくす) 代表、笹川進吾さんに聞きました。
家庭で“性教育”について、どうやって教える?
質問  小学校5年生の娘がいます。ちょうど初潮がはじまり、性について教える時期 なのかな、と思いますが、私から伝えるのが躊躇してしまいます・・・ 学校で性教育指導してくれるから、大丈夫ですよね? マザーリング・くらぶ 代表の助産師、川口一美さんに聞きました。
好き嫌いをなくすことから食生活を見直そう
質問:年末年始で、日ごろの食生活が乱れて「お正月太り」してしまった我が子。    それに、好き嫌いが多くて困っています。食生活を見直すアドバイスください。 フードアナリストの平山友美さんに聞きました。
反抗期の子どもとの向き合い方
 最近、子どもが口答えをしてくる、あまり会話をしてくれない・・・そう悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。もしかしたら「反抗期」が始まったのかもしれません。そこで、元小学校教諭でセラピストとしても活躍している桝野恵理さんに、子どもとどう向き合ったらいいのか聞きました。
メンタルが弱いわが子、強くするには?
質問: うちの子は、メンタルが弱くて・・・。いつも自信がなく、めそめそしているのですが、メンタルを強くするにはどうしたらいいのですか? パーソナルコーチの加藤 佳さんに話を伺いました。
自分の子どもが、イジメの被害者・加害者になったとき
 なくなることのない「イジメ問題」。イジメによる自殺も後を絶ちません。もし、あなたのお子さんがイジメの被害者、加害者だったら、親としてどのように対応したらいいのでしょうか。子どもへの暴力防止(CAP)プログラムの普及に取り組んでいるNPO法人CAP広島理事長であり、広島国際大学医療福祉学部医療福祉学科の教授、下西さや子さんに聞きました。
乱れてしまった生活リズム・家庭学習の習慣を見直そう
 楽しかった夏休みも終わり、学校生活がスタートしました。いつもよりも家族と過ごすことが多かったお子さんもいらっしゃると思います。せっかくの長期休暇だったので、楽しむことももちろんなのですが、一方で、夜更かししたり、朝寝坊したり、宿題をする時間が一定しなかったりして乱れてしまった生活リズムや家庭学習の習慣を直すのに苦労しているお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、広島市教育委員会 学校教育部 指導第一課 指導主事の奥村鯉都子さんに生活リズムの改善方法、家庭学習の習慣を元に戻すためにはどうしたらいいのか、聞きました。
いつも以上に子どもと接する機会を増やそう
 「どうやって子どもと接したらいいのかわからない・・」というお父さんたちの悩みを少しでも改善するために、パパフレンド協会の代表理事、北佳弘さんに話を聞きました。
今から金銭感覚を身に付けよう
子どもにお小遣いをあげる年齢は?どれぐらいあげたらいいの?など、お小遣いをあげるタイミングがわからない親御さんも多いのではないでしょうか。そこで、子ども職業ナビゲーター・奥貴美子さんに子どもの金銭教育について聞きました。
子どもとの接し方~上手に褒める・叱るには~
 子育てをする上で、悩むことの一つ「褒める」「叱る」こと。良いことは褒め、悪いことは叱りたい、けれどうまくできない・・そんな悩みをもつ親御さんも多いと思います。そこで、子育てを楽しみたいママたちのためのサークル「おひさまママの会」代表のTakaさんに聞きました。
疲れ、やる気を失っているサインを見つけるには
質問: GW、家族旅行を楽しんできたのですが、休み明けから子どもの様子がおかしいのです。疲れているのか、やる気を失っているようなのですが・・・・ 子育て支援活動を行っている「おやイスト」代表 いとうともこさんに聞きました。
親子で片づけをしよう
「うちの子ども、片づけができなくて・・・」と困っている方も多いのではないでしょうか。新年度がスタートし、片づけの習慣を身に付けるにはいい時期。まず、何を始めたらいいのか、江川佳代整理収納コンサルタントオフィス代表・江川佳代さんに聞きました。
自転車の事故は みんなで防ごう!
 もうすぐ春休み、子どもたちが一人で行動する時間が増え、自転車に乗る機会も増えてきます。自転車事故の発生状況と事故防止のポイントを、広島県警察本部 交通企画課 管理官の渡邉正慶さんに聞きました。 ※以下の資料は、平成26年の広島県内での小・中・高生の自転車事故を分析しています
子どもの肥満傾向からみえる 食生活で気を付けたいことは?
 学童期は発育・発達の重要な時期。子どもの肥満に関する問題を中心に、子どもの食生活で気を付けたいことを、広島市教育委員会の健康教育課食育係、西尾佳代子さんに聞きました。
有意義な夏休みにするポイント
質問 自由時間たっぷりの夏休み、どう過ごさせたらいい? 答えてくれたのは、放課後児童館「さくらんぼ」主宰の池尻まゆみさん  約40日間もある夏休み。これをどう過ごしたかによって、子どもの身体、学力の成長が大きく変わるといわれています。子どもの“伸び期”となる夏休みを有意義なものにするために、親の心構えと注意点について聞きました。
高学年の子どもの心ケア その時その時のありのままを受け止めて
 新学期が始まって1カ月、これまでと違う環境で頑張っている子どもたち。うれしいことや楽しいこと、イライラしたり落ち込んだり、感情がたかぶったり揺れている時期です。そこで親業訓練シニアインストラクターの大下幸恵さんに、高学年の子どもたちの“心ケア”について聞きました。
学童保育がなくなる4年生、有意義な放課後を過ごすには?
 小学3年生で学童保育が終わり、小学4年生から気になるのは放課後の過ごし方。子どもたちの放課後の居場所や預け先がなくなり、子どもだけで過ごす時間が増えてきます。そこで、子どもたちが健やかに成長してくために考えておきたいことや気を付けたいことを、学童保育機能を備えたアフタースクール「サポート託」を運営する、東條典子さんに聞きました。 お話は サポート託 東條典子さん
Vol.5 9歳の危機!?やる気をひろげるには?
答えてくれたのは、おやイスト いとうともこさん  子どもたちに「勉強しなさい!」と言いながら、「なんで勉強しないといけないの?」と聞き返されて困った―という経験はありませんか。反抗期を迎え、自分の気持ちをしっかりと主張できるように成長した子どもたち。その年齢を迎えた子どもたちが生きる道を見つけ、生きる力を身に付けていくために、親としてできることをおやイストのいとうともこさんと一緒に考えてみました。
Vol.4 携帯電話との付き合い方
答えてくれたのは、鈴峯女子短期大学准教授 倉盛美穂子さん  小学校高学年になると一人で行動する機会が増え、子どもに携帯電話を持たせることを考える親御さんも多いようです。しかし急速に進化し複雑化していく携帯電話を前にすると、その付き合い方に不安を感じずにはいられません。情報化社会の良い面を最大限利用できる土台づくりについて、鈴峯女子短期大学准教授の倉盛美穂子さんに聞きました。
Vol.3 反抗期の子ども、どう受け止めたらいいの?
小学校高学年ごろから、子どもたちの体は大人へと変化していきます。子どもたちは急激な変化に戸惑い、心は大きく揺れ動いています。不安から生まれる反抗的な態度に、大人も不安が大きいのではないでしょうか。反抗期を迎えた子どもの受け止め方について、教育コンサルタントで現役看護師の振本恵子さんに聞きました。
Vol.2 子どもに金銭感覚を身につけさせるには、どうしたらいいの?
新しいゲームソフトが出るたびに欲しがる、親がダメならおじいちゃんにおねだりして買ってもらう、スーパーに行くと買い物かごに勝手にお菓子を入れてくるなど、我慢ができない子どもが増えています。  ATMに行けばお金が出てきますし(預けているお金をおろしているのですが)、クレジットカードや電子マネーなどで現金がなくても買い物ができます。お金の実態がつかみにくく、子どもたちが金銭感覚を身につけるのが難しい時代ともいえます。大人になっても、「ほしいから買う」「お金がないから借りる」では、家計は破たんしてしまいます。  お金をコントロールすることは、自分の気持ちを整理することでもあり、自立した大人になる大きな力になります。  そこで有効なのがお小遣い制度です。お金の使い方を考え、我慢したりほしいものをためて買う、そのために節約する、費用対効果を考えるなど、お金との上手な付き合い方を身につけることができるようになります。
Vol.1 子どもが自分から片づけたくなる整理収納について
 小学4年生の息子は、リビングにランドセルを投げっぱなしにしています。リビングは来客があったり仕事に利用したりすることも多く、整理整頓はもちろん、見た目もすっきりしたいもの。でも、子どもに無理やり片づけさせても続きませんし、親のイライラは増すばかり。子どもとうまく共存できる整理収納方法を探すようにすれば、気持ちがとても楽になります。  そこで、子どもと一緒に楽しみながら、整理収納に取り組んでみてください。
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