健康基礎知識

【素朴な疑問シリーズ】Q.子どもの早食いを治したいです。
●食べ方改善は、気軽にできる健康づくり。 「早食い」の人は、肥満度が高いことがわかっています。また、よく噛む人ほど肥満度が低いことが報告されています。食べ方の改善は、誰もが容易に取り組むことができ、肥満対策として非常に有効です。 食べ方と肥満度(BMI)の関連についてのアンケート調査研究で、次のような結果が報告されています。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.「ブラキシズム」って、なぁに?
●「ブラキシズム」とは…。 噛むための筋肉が何らかの原因で異常に緊張し、歯をこすり合わせたり、くいしばったり、連続的にカチカチと噛み合わせる運動のこと。いわゆる「歯ぎしり」や「くいしばり」で、ストレスが関与しているといわれています。 心哩的ストレスによって身体には色々な影響がでます。例えば、心配事が続くと胃がもたれたり、痛くなったりという話はよく耳にします。しかし、口やその周囲への影響については、あまり知られていません。でもちょっと思い出してみてください。「歯ぎしりをして悔しがる」「緊張すると口が渇く」という経験はありませんか。このように口の中は情緒の変化やストレスに反応がとても敏感な場所なのです。特に「歯ぎしり」や「くいしばり」は「ブラキシズム」と呼ばれ、歯や口に様々な影響を及ぼすことが指摘されています。 子どもの乳歯から永久歯への生え変わり時期に起こる「歯ぎしり」は、噛み合わせを調整する意味で必要ですが、注意したいのは、永久歯が生え揃ってからのも「歯ぎしり」が治らない場合です。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.「顎関節異常」と診断されました。
●まずは、かかりつけ歯科医に相談しましょう。 歯科検診で「顎関節異常」と判定されるお子様が、年々増加傾向にあります。しかし、歯科検診後、歯科医に受診されることが少なく、そのまま見過ごされていることが多いようです。放置しておくと、口が開きにくくなったり、顎関節部が痛くなったりすることがあります。そうならないためにも、かかりつけ歯科医療機関に相談されることをおすすめします。
【素朴な疑問シリーズ】Q.「ファブリー病」って、どんな病気?
●「ファブリー病」とは…。 「ファブリー病」は、細胞内での糖脂質の分解に必要な酵素が生まれつき足りないために、全身の細胞に糖脂質が蓄積する先天代謝異常症です。この病気は、幼児期や学童期に鋭い手足の痛み、汗をかかない、おしりや陰部の赤紫色の発疹、頻回の腹痛や下痢といった症状があります。特に手足の痛みは、ストレス、高温や疲労で引き起こされ、痛みにより運動ができなかったり、不登校になったりすることもあります。これらの症状を放置しておくと青年期や中年期になって腎症状(蛋白尿、腎不全)、心症状(心臓の肥大、不整脈)、脳の症状(脳梗塞、脳出血)が出現し、年齢とともに症状が重症化していきます。 ※1
【素朴な疑問シリーズ】Q.「ディスレクシア」かもしれないと不安です。
●「ディスレクシア」(発達性読み書き障害)とは…。 「ディスレクシア」は、学習障害のひとつのタイプとされ、全体的な発達には遅れはないのに文字の読み書きに限定した困難があり、そのことによって学業不振になったり、二次的な学校不適応などが生じる疾患です。1896年に英国のMorgan先生が最初に報告しました。知的能力の低さや勉強不足が原因ではなく、脳機能の発達に問題があるとされています。そのため発達障害の学習障害に位置づけられており、2013年に改定された米国精神医学会の診断基準(DSM―5)では、限局性学習症(いわゆる学習障害)のなかで読字に限定した症状を示すタイプの代替的な用語として「dyslexia(ディスレクシア)」を使用しても良いことになりました。読字に困難があると当然ながら書字にも困難があります。そのためわが国では「発達性読み書き障害」と呼ばれることもあります。以下に初期症状をまとめて示しましたので、参照してください。
【素朴な疑問シリーズ】Q.すぐに病院に行くべきか迷ったとき、どうしたらいいですか?
夜間に子どもの急な病気やケガで、「救急車を呼ぶべき?」「今すぐ病院に行くほうがいい?」「翌朝まで待っても大丈夫?」など、判断に迷った時には、下記で電相談できます。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.コンタクトレンズは、何歳から使えますか?
●小学生のコンタクトレンズ使用率は、0.1%です。 コンタクトレンズは、視力を補正する便利なツールです。現在、コンタクトレンズを使用する人は1500~1800万人といわれています。平成18年の調査では、コンタクトレンズの使用率は小学生が0.1%、中学生が5.9%、高校生が25.2%と年齢とともに増えています。しかし、コンタクトレンズは異物ですので、目にトラブルを生じることがあります。日本眼科医会の調査では、コンタクトレンズ使用者の6.5人~10人に1人にコンタクトレンズによる眼障害が生じています。子どもの目の健康を守るために、コンタクトレンズはルールを守って正しく使用しましょう。
【素朴な疑問シリーズ】Q.パソコンやタブレットを見る時の正しい姿勢は?
●目の健康を守る正しい姿勢を心がけましょう。 児童・生徒に1人1台の端末を整備した学校では、その多くでオンライン学習等に際し、自宅でも端末を使用できる体制を整えつつあります。1人1台の端末は、すでに「個人の持ち物」として機能しています。端末には目の健康を守るルールが常に一緒にあることを忘れてはいけません。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.教科書までデジタルになって、子どもの視力が心配です。
●学校でも家庭でも、目の健康を守るルールづくりを! メガネやコンタクトレンズをすれば見えるようになる近視は、これまで大きな問題とは認識されてきませんでした。ところが、近視の人は、近視でない人と比べて、将来様々な目の病気にかかるリスクが高いことがわかってきました(たとえ、近視の度数が弱くても、将来、緑内障になるリスクは4倍、網膜剥離になるリスクは3倍といわれています)。 そうした中、文部科学省が推進する「GIGA(Global and Innovation Gateway for All/すべての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)スクール構想」によって、児童・生徒は1人1台、「自分のデジタル端末」を持つことになりました。 子どもが学校から端末を持ち帰り、家庭で使用するにあたって、「目の健康を守るルール」は欠かせません。特に端末の画面を見て操作をする近見作業は、近視の発症や進行の観点からも、注意が必要です。
【素朴な疑問シリーズ】Q.肉離れの予防方法を教えてください。
●「肉離れ」とは? 筋肉は互い違いに並んだ筋線維の束が収縮してかみ合うと発生します。強く収縮した筋肉がそのまま固まってしまった状態が「こむら返り」で、その筋力に筋線維が負けたときに「肉離れ」は起こります。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.野球肩の予防方法を教えてください。
●「野球肩」とは? 投球過多、フォーム不良、全身的要因により肩関節に負荷が加わり発症します。肩関節前方の緩みや筋肉、関節包の硬さが原因で発症すると考えられています。痛みのある場合は整形外科へ受診してください。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.野球肘の予防方法を教えてください。
●「野球肘」とは? 野球の投球動作を繰り返して行うことで、肘関節の同じ部分に力がかかり続けます。成長期の子どもは、大人に比べると骨や軟骨が弱いために肘関節の障害が発生しやすいです。投球動作は、下肢・体幹・上肢の一連の動きで成り立っています。下肢や体幹の動きが悪くなると、肘や肩の負担が増え、障害発生の原因となります。特に成長期では、骨成長が筋増大より大きいため、筋腱には張力がかかりやすく、関節の動きが固くなる傾向にあります。「野球肘」には様々な原因がありますが、このような肘への負担増大もその一つです。痛みのある場合は整形外科へ受診してください。  

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