
2025.07.29(火) 愛・地球博記念公園駅(愛知県)
愛知県長久手市の愛知高速交通東部丘陵線、愛・地球博記念公園駅。
現在開催中の大阪・関西万博の前にわが国で開催された「総合的な万国博覧会」、
2005年日本国際博覧会(通称:愛・地球博)。
その会場の最寄り駅です。
愛知高速交通東部丘陵線という正式名称で書くと
ちょっと身構えてしまうのですが、
”リニモ” というかわいらしいニックネームがあります。
車輪を使わず、常に浮いた状態で走るためとても静か。急こう配もなんのその。
いま乗っても近未来感にあふれていますね!
20年前に乗った人たちの感動はどれほどのものだったのでしょうか。
(ずっと乗っていたいくらいの快適な乗り心地。車庫も見えました!)
もともとは愛・地球博へのメインのアクセス手段として作られたリニモ。
鉄道空白地帯だった長久手市(開業当時は長久手町)にとっては待望の軌道系交通となり、
万博閉幕後も地元にとって不可欠な交通手段として走り続けています。
路線の両端でほかの鉄道線と接続。
特に藤が丘駅では、名古屋の交通の大動脈・地下鉄東山線へ乗り換えることができます。
話を愛・地球博記念公園駅に戻しましょう。
万博期間中はそのものズバリ「万博会場駅」という駅名でしたが、
閉幕後、現駅名へと改称されました。
駅構内からもこうして公園を見渡すことができますが、
せっかくなので少し降りてみまして・・・
そうだそうだ、モリゾーとキッコロ、ですよね。
懐かしい。
開催されていたころ、私は関西で過ごす小学生でした。
当時、周りの友人たちから
「週末、万博に行ってきたよー」
といった報告はたくさん聞いたのですが、
私自身はついに行くことができず、いまでも後悔が残っています。
20年越しにようやく訪れることができ、なんとも言えない
”エモい” 感慨に浸ったのでした。