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【子育て支援シリーズ】楽しいバーベキューで泣かないために。


夏休み最後の思い出づくりに、家族みんなでバーベキューを計画されている方が多いのでは? 厚生労働省の食中毒統計によると、細菌性食中毒事件数は、平成24年から26年までの3年間の7~9月に発生したのは476件、10~12月は245件。7~9月は、10~12月に比べて細菌性食中毒が約2倍発生しています。バーベキューを楽しもうと計画されている方は、衛生管理に気を付けて、食中毒を起こさないように気を付けましょう。 

 


○バーベキューをする際に注意すべきこと 

(1)調理の直前まで、食材は冷やして保管しましょう! 
食材の温度が上昇すると、一般的に細菌が増殖しやすくなります。肉などの食材は調理直前まで、クーラーボックスや保冷剤を使って冷やして保管しましょう。 

(2)トングや箸は、用途によって使い分けましょう!
バーベキューでは、生肉を取り扱うときと、焼き上がった肉を取り分けるとき、食べるときとでは、使用するトングや箸を使い分けることが重要です。使い分けをしないと、トング等を介して、生肉から焼けた肉等に細菌が移る可能性があります。細菌によっては少しの細菌でも食中毒が起こる場合もあることから、十分注意が必要です。サラダなどの生野菜を取り分ける際にも、生肉を扱ったトング等を使わないよう気をつけましょう。 
 

(3)お肉は、中心部までよく焼きましょう! 
肉には、少量でも食中毒を起こす可能性がある細菌が付いていることがありますが、よく焼くことでこれらは殺菌をすることができます。特に肉や脂をつなぎ合わせた結着肉などの成型肉やハンバーグ、タレ等に漬け込んだ肉などは細菌が中心まで入り込んでいる可能性があります。表面が焦げていても、中まで火が通っていないことがあります。肉を食べる際には中心部までよく焼けているか確認してから食べましょう。 

 

(4)おにぎりは、ラップやビニール手袋で握りましょう ! 
手に傷があるときなどに素手でおにぎりを握ると、熱に強い毒素を作る菌が付着し、夏の気温下では著しく増殖することがあります。焼きおにぎりにしても毒素は無毒化されないので、おにぎりを握る際には素手で握らず、清潔なラップやビニール手袋等で行いましょう。 


(5)普段調理をしない方は、特に注意をしましょう! 
普段調理をしない方は、普段調理をされる方と比較して、衛生的に気を付けることが少ない傾向が見受けられますので、特に注意して調理しましょう。 


(6)一度火を付けたら、着火剤の継ぎ足しは絶対しない! 
炭に一度火を付けたら、特にゼリー状の着火剤の継ぎ足しは絶対にしないようにしましょう。明るい屋外では火が付いているか分かりにくいことがありますが、着火剤には揮発性が高く引火しやすいメチルアルコールが使われているため、火に近付けることで、引火・爆発することがあります。 


(7)カセットコンロのボンベは、過熱されると危険です!  
カセットコンロを覆うような大きな鉄板などの調理器具を載せて使用することは絶対にしないようにしましょう。鉄板などからの熱によりガスボンベが加熱され、ボンベの爆発につながります。 
 

 

◎消費者庁ニュースリリース「バーベキューにおける食中毒・火傷に注意!
  ~普段調理をしない方は特に注意をしましょう!~
 (https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/
 150729kouhyou_1.pdf)を加工して作成。

 

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