東広島市のJR山陽本線・白市駅。

近くにお住まいの方はもちろん、

おそらく多くの広島県人が「列車の行き先」として一度は目にしたことがあろう駅です。

（絶妙にわかりづらくてすみません！西広島駅にて）

さて、駅舎を見ていきましょう。

平日の日中に広島駅を発車する

山陽本線のぼり方面の列車は1時間あたり4本。

そのうち実に3本が白市行きとなっているわけですが、

その情報からイメージするよりもやや小ぶりな、かわいらしい建物です。

ターミナル駅というよりも、中間駅の風情が色濃い印象ですね。

ホーム側から駅舎を見ると、このように目を引く看板が。

そこに示されている通り、こちらは広島空港の＂最寄り駅＂ともなっています。

駅前から発車する路線バスに乗って15分くらいでしょうか。

わたしも何度か「白市ルート」で空港へアクセスしたことがあります。

プラットホームは、駅舎側に1面1線（片側のみ発着可能）と・・・

跨線橋を渡った場所に

1面2線（両側に発着可能）のホーム、合計2面3線の構造です。

もっとも、これは古くからある山陽本線の駅としては

きわめてオーソドックスなスタイル。

一方で、新しく設けられた中間駅はその多くが

2面2線（片側のみ発着可能なホームが線路を挟んで向かい合う）

のつくりとなっています。

先日、私が訪れた際は、

2番線で 白市始発の岩国行きが出発を待っていました。

しかも、JR西日本と広島電鉄がコラボした

グリーンムーバー・マックススタイルのスペシャルラッピング編成！

ラッピング風景も取材させていただいた大好きな車両とのめぐり逢いに

内心、小躍りしたのですが・・・

間を置かず、3番線に糸崎始発の岩国行きが滑り込んできました。

（珍しく）先を急いでいたので、今回はこちらに乗ることに。

始発列車と、それを置いて先に出発する列車。

広島近郊エリアの東端駅として2本のホームがフル活用される様を目の当たりにし、

いち広島在住の鉄道ファンとして誇らしく感じたのでした。