
2026.08.28(金) 飛騨古川駅(岐阜県)

岐阜県飛騨市、JR 高山本線の飛騨古川駅。
名古屋から特急「ひだ」に揺られておよそ2時間40分、
大観光地である飛騨高山の玄関口・高山駅からは
同じく「ひだ」で一駅、15分ほどのところです。


実に味わい深い木造駅舎ですね。
聞けば、1934(昭和9)年の開業時から改修を重ねて大切に使われているとのこと。
この地で暮らす皆さんや、訪れる観光客・・・
たくさんの人々の「玄関口」として積み重ねてきた歴史です。


現在の駅の構造は2面3線。
1番線は駅舎と一体化しており、
改札後、すぐに列車に乗れる仕様です。

ちょうど、1日1本だけ設定されている
当駅止まりの「ひだ」がやってきました。
30分ほど停車して、名古屋へと折り返します。

↑ 3番線よりも外側にある朽ちたホーム。貨物用だったのでしょうね。

さて、駅の全体像が見渡せる場所へと向かいましょう。
この跨線橋は駅の東西をつなぐ自由通路となっており、
駅構内に入らずとも、だれでも通ることができます。
ここから写真を撮ってみると・・・

この構図で早くもピンときたという方は「同好の士」でしょう。
実は飛騨古川駅、社会現象にもなったアニメーション映画
「君の名は。」(新海誠監督)の作中で描かれたスポットなのです。

主人公・立花 瀧(たちばな たき)が、
夢の中で入れ替わる体験をした女子高校生と、
彼女が暮らす山里の手がかりを探してこの駅に降り立ちます。
物語の『核心』へ踏み込んでいくにあたって
まさに「玄関口」の役割を果たしたのが飛騨古川駅でした。

現地には丁寧に、こんな掲示も。
タイミングを合わせていい写真を撮りたいものですね。

先日、映画「君の名は。」は、公開から10周年を迎えました。
2016年、社会人1年目の夏。
新潟の映画館で鑑賞して胸を打たれたことを思い出します。
「十年一昔」とはよくいったもので
私はすっかりアラサーが板につきましたが、
この映画の魅力はまったく色あせていません。
劇中のあの日、瀧たちを。
この日は不意に訪れた私を迎えてくれたように、
飛騨古川駅はこれからも
多くの人たちの「玄関口」であり続けるのでしょう。















