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調べてみました!ちょっと気になる、本当のこと!

今年の秋は美術館に行こう!

 広島の中心部にありながら緑豊かなエリアに位置するひろしま美術館。紙屋町バスセンターから徒歩3分ほどと交通の便も良く、多くの人が訪れる人気の美術館です。

ひろしま美術館とは
 ひろしま美術館の開館は今から40年前の昭和53年11月3日。今年は40周年ということで、9月1日(土)から30日(日)まで『まるごと ひろしま美術館展』を開催しています。常設で観られるヨーロッパ近代絵画に加えて所蔵の日本洋画や日本画まで一挙公開されており、美術ファンには垂涎のチャンス。開館当初の展示を装飾まで含めて忠実に再現した貴重な展示が楽しめます。
 取材で訪れたのは夏のある日。夏休み中開催の『やなせたかし展』ということで、小さな子どもたちも訪れていました。

木々に囲まれた公園のような美術館
 美術館の中に足を踏み入れるとそこはまるで公園。繁華街近くとは思えない、静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。

 ひろしま美術館には世界的にも有名な作品が数多く展示されています。美術好きの方なら教科書や図録などで一度は目にしたことがあるという作品ばかりではないでしょうか。常設展示作品のある本館はアールの美しい建物で、美術館の中心的存在です。

こちらが本館。内部は作家や時代ごとに4つの展示室に分かれています。

円形の本館中心にはビーナス像が配置され、その周囲を取り囲むように展示室があります。

中央には太陽の光が降り注ぐ天窓があり、館内を柔らかな光で満たしています。


 静寂の中、自分の足音だけが響きます。平日早朝の本館はまだ人も少なく、心地よい緊張感が楽しめました。

肩ひじ張らず、気軽に美術館を楽しもう!
 美術好きの方であれば充実の作品ラインナップを楽しめることは間違いありません。ただし、美術館の楽しみ方は人それぞれ。

「美術とは正解がある世界ではありません。難しく考えずに色々な絵を見て、好きな絵を探すだけでも楽しめるものです」(学芸員・森 静花さん)

 画家の名前も美術史も、何も知らないからこそ素直に楽しめる可能性が子どもたちにはあります。自分の心のままに「これは好き」「この絵はよく分からない」などと率直に話すことが、芸術にふれるきっかけの一つになればと森さんは話されます。

フィンセント・ファン・ゴッホ 『ドービニーの庭』(1890年)
ひろしま美術館蔵

こちらはゴッホの作品。この絵のどこにネコがいるの??
隠されたネコの秘密には謎解きのような面白さがあります。

「ピカソって、宇宙人みたいな顔を描く人じゃないの?」
 ピカソは誰もが知っている有名な画家ですね。ひろしま美術館にはピカソの息子・ポールが描かれた愛らしい作品が収められています。
 柔らかい色調で幼いポールが愛情深く描かれている作品。宇宙人を想起させるような「いわゆるピカソ」の絵とは全く趣が違うものです。
「かわいい」「雰囲気が好き」「この色が好き」という素直な感想を、親子で共有できると良いですね。

美術館らしい特別な雰囲気を楽しみたい!
 言うまでもなく、美術館は走り回ったり、大声ではしゃいだりするような場所ではありません。他のお客様が静かに楽しんでいるところで大騒ぎするのは相応しい行動ではありません。
 世界的に貴重な作品が多数展示されている美術館ですから、安全のためにも走り回ったり荷物を振り回したりということは慎まなくてはならないでしょう。

「美術館に親しみを持っていただきたいとは思いますが、同時に《特別な空間》であることも楽しんでいただきたいと思います」(森さん)

 親子でちょっとおめかしして、子どもにとっては少し大人に近付くような気持ちで美術館を楽しんでみてはどうでしょうか。

 最近の特別展では撮影可のものも増えています。スマートフォン片手に鑑賞したり、好きな作品を見つけてSNSにアップしたり、新しい楽しみ方もできるようになりました。ひろしま美術館ではスマートフォンやタブレットによる「ミュージアムガイド」も行っています。
 現在は大人向けのコンテンツですが、作品にまつわるエピソードなどが読めて興味のある方には楽しめる内容になっています。
歩き疲れたら、館内随所に配置されたベンチや椅子でひと休み。名画に囲まれた空間で腰を下ろすのも美術館ならではの楽しみ方です。

 ひろしま美術館には各種特別展の他、通年で鑑賞できる常設展示も充実しています。気になる特別展をきっかけに足を運ぶも良し、静かに常設展だけ覗いてみるも良し。心落ち着く空間で名画を横目にぶらり歩くのも良さそうです。
 カフェやミュージアムショップだけの利用もできるので、親子で芸術の秋を味わってみてはいかがでしょうか。


公益財団法人ひろしま美術館 広島市中区基町3-2(中央公園内)
TEL 082-223-2530
<特別展に関するご案内>
『開館40周年 まるごと ひろしま美術館展2018』
2018年9月1日(土)~9月30日(日) 会期中無休
西洋絵画、日本洋画、日本画、一挙公開!
2018年11月3日をもって、ひろしま美術館は1978年の開館から丸40年を迎えます。本展では、その節目の年にあたって、本館展示室では開館当初の展示室の様子を再現するとともに、当館の所蔵するコレクションを全館で一堂に展覧いたします。特に、これまでご覧いただく機会の少なかった日本洋画や日本画の秀作の数々も惜しみなくご紹介いたします。

『ブリヂストン美術館展』
2018年10月13日(土)~ 2018年12月16日(日) 会期中無休
30名の巨匠による76点の名品を一堂に!
建て替えのため現在休館中のブリヂストン美術館、この機会に世界的に高く評価されているその珠玉のフランス近代絵画による展覧会が実現。印象派のモネやルノワールをはじめ、ポスト印象派のセザンヌやゴッホ、ゴーガン、そして20世紀絵画を代表するマティス、ピカソにいたるまで、19世紀後半から20世紀前半の西洋絵画を語るうえでかかせない画家たちの名画76点を選りすぐり、一堂に展覧します。

『シャルル=フランソワ・ドービニー展』
2019年1月3日(木)~ 2019年3月24日(日) 会期中無休
ゴッホが愛した風景画家
当館の所蔵品を代表する、ゴッホの「ドービニーの庭」に関連した企画です。シャルル=フランソワ・ドービニー(1817-78)は、「ドービニーの庭」に描かれた邸宅と庭の主であり、ゴッホが尊敬したバルビゾン派の風景画家で、ゴッホが最後を迎えたオーヴェール=シュル=オワーズを拠点に活動しました。印象派の先駆者と言われ、船で旅をしながら描いたという穏やかな河辺の風景画で知られています。本展では、国内外の所蔵のドービニー作品を中心に紹介します。

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