健康基礎知識

【素朴な疑問シリーズ】Q.アトピーだと白内障になりやすいってホント?
●早ければ10~20代でも発症する「アトピー白内障」。 「アトピー性皮膚炎」が白内障を合併しやすいのは事実です。「アトピー性皮膚炎」の眼合併症の一つで、「アトピー白内障」といいます。顔の皮膚炎が重症で、よく目をこすったり叩いたりする患者さんにみられることが多く、気づかないうちに進行していることもあります。眼球の構造はカメラに似ていますが、もっと軟らかくて精密にできています。眼球が変形するほどこすったり叩いたりすると、取り返しがつかない目の病気につながることがあります。自覚症状がなくても、眼合併症があるかどうか眼科医にチェックしてもらいましょう。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.子どもが「色覚異常」と聞いて驚いています。
●「色覚異常」とは? 私たちは、それぞれ顔や考え方が異なっているように、色の見え方や感じ方も同じではなく個人差があります。その個人差が大多数の人と比べて大きく、色覚の検査で異なった結果を示す人は、医学的に「色覚異常」と診断されます。つまり、「色覚異常」とは色覚の個人差を表す医学的名称といえます。かつて「先天性色覚異常」は「色盲」ともいわれてきましたが、「色盲」という言葉は「色がまったく分からない」と誤解されやすいため適切な言葉とはいえません。しかし、学術的に正しくかつ誰にも精神的負担を感じさせない新しい用語をまだ生み出せていないのが現状です。通常、「先天性色覚異常」は「先天赤緑色覚異常」をさしています。この場合、色の見え方や感じ方は正常色覚と異なりますが、白黒の色世界では決してありません。正常色覚者とは異なった色世界を感受しているといえます。ちなみに、「先天性色覚異常」の発生頻度は、日本人では男性の5%、女性の0.2%です。つまり、男性では20人に1人、女性では500人に1人の割合です。決してまれではありません。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.「心因性視力障害」と診断されました。
●「心因性視力障害」とは? 「試験になると答案が見えない」「ピアノの稽古の時に楽譜が見えない」「算数の時間になると黒板の字が読めない」…。目には悪いところがないのに、ストレスが原因で視力が低下したり、近視・遠視・乱視などでメガネをかけても視力が良くならない小学生が増えています。視力0.4~0.6程度の比較的軽い視力障害を示すことが多く、半数以上の子どもは本人が見えないことに気づいていません。学校の定期健康診断でみつかります。発症は7歳~12歳の女児に多く、男児の約2倍と言われています。仮病と思われるかもしれませんが、本人は本当に視力が出ないと思い込んでいることがこの病気の特徴で、決して嘘をついて視力が出ないわけではありません。脳にストレスがかかると、目に見えているはずのものが認識できないことがあります。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.薬について、イロイロ教えてください。
●Q1.嫌がる子どもに薬を飲ませる方法は? 少量のアイスクリームに混ぜたり、少量の砂糖水に溶かしてもよいでしょう。ジュースで薬を溶かすと、苦味が出る薬もあるため注意が必要です。また、ミルクは薬を混ぜると味が変化し、ミルク嫌いになる場合があります。溶かして飲ませるときには、飲み残しがないように注意してください。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.手術を受ける子どもへの説明は、どうすればよいでしょうか?
●手術に向けた心の準備は、とても大切です。 「子どもは、説明をどのくらい理解できるのか分からない」「逆に怖がらせてしまったらいけない」「でも、嘘をつくのはいけない気もする」などなど。親御さんにとって、手術の説明と気持ちの準備が必要であると同じように、お子さんにとっても、手術に向けた気持ちの準備は、とても重要です。お子さんが、少しでも安心して手術を受けることができるように、お子さんと話し、一緒に気持を準備する機会を設けてください。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.子どものストレス解消法を教えてください。
コロナ禍で何かと制約の多い現代。ストレスがたまってイライラしたとき、子どもたちはどうしているのでしょうか。国立研究開発法人 国立成育医療研究センターが、全国の子どもたち(小学1年生~高校3年生)を対象に、「お気に入りのストレス発散方法」をたずねるアンケート調査を行いました。その結果をダイジェストでお届けします。全国の子どもたちが実践している「くふう」を是非参考にしてみてください。このリストがきっとみんなのチカラになると信じています。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.子どもも「歯周病」になりますか?
●「歯周病」とは? 歯周病は、子どもからお年寄りまで、歯があれば誰でもかかる病気ですので子どももなります。「歯周病」には2種類あり、腫れが歯ぐきに限局している場合を「歯肉炎」、さらに進行して歯を支えている顎の骨が破壊されている場合を「歯周炎」と呼びます。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.むし歯になりにくいおやつは、何ですか?
●むし歯の原因菌「ミュータンス菌」の大好物でもある食べかすが残りにくいおやつがオススメです。 リンゴやサツマイモなど、自然の糖分で食べかすが残りにくいものが、むし歯になりにくいといわれています。また、クッキーやスナック菓子など、糖分が多く、口の中で粘り気が強く食べかすが残りやすいもの、キャンディやキャラメルなど、砂糖分が長時間口の中に留まるものは、むし歯になりやすいといわれています。  
【素朴な疑問シリーズ】歯科健診で「要注意乳歯」と診断されました。
●「要注意乳歯」とは? 永久歯が生えてきても、乳歯がなかなか抜けずに残っていると、歯並びに悪影響を及ぼすこともあり、抜くのか、そのままでよいのかを判断する必要がある乳歯のことです。「むし歯になりかけているので要注意」「抜けかけているので要注意」という意味ではありません。例えば、下の前歯が永久歯に変わる時、乳歯の後ろから永久歯が生えてきても、動いていないような乳歯は「要注意乳歯」です。このような場合は早めに「かかりつけ歯科医」で診てもらい、乳歯を抜くことにより永久歯が本来の位置に生えてくる可能性が高くなります。また、動いている乳歯でも、かむと痛い場合は、早めに「かかりつけ歯科医」へ相談しましょう。  
【素朴な疑問シリーズ】シンスプリントと診断されたのですが…。
「シンスプリント」は、スネの内側に痛みのおこるスポーツ障害。陸上競技の中・長距離やサッカー、バスケットボールなど、走りこむ競技の練習に励んでいる選手(特にまだ走り慣れていない新人選手)に多くみられます。また、青少年の成長段階で関節や骨の配列が不安定な状態(マルアライメント)の時に多いのも特徴です。  
【素朴な疑問シリーズ】腰の疲労骨折はよくあること?
腰の疲労骨折でよくあるのは、成長期の「腰椎分離症」。一度では骨折がおこらない程度の外力が繰り返し加わった場合に生じる骨折で、スポーツのハードトレーニングによっておこることがほとんどです。体の柔らかい伸び盛りの青少年が、腰椎をそらしたジャンプや腰の回旋を行うことで、腰椎の後方部分に亀裂が入って発症します。  
【素朴な疑問シリーズ】足首の捻挫はクセになるってホント?
足首の捻挫は、スポーツでおこる最も多いケガにひとつ。その多くは、足首を内側に捻っておこり、足首の外側の靭帯を損傷して、外くるぶしの前や下に痛みや腫れが生じます。リハビリをきちんと行わないでスポーツに復帰すると、捻挫を繰り返したり、痛みなどの後遺症を残すことがあります。捻挫の再発予防には、患部の十分な安静と、回復期における筋力強化、バランス能力や柔軟性の評価と改善など、正しいリハビリが重要です。  

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