23日のTSSスーパーニュースでは「広島の空を四半世紀見続けた男」という特集を放送しました。四半世紀にわたって広島の空を見続けたのはだれ? それは…「広島の空を四半世紀見続けた男」とはTSSお天気キャスターの山本剛弘さんです!!山本剛弘さんは1990年6月にTSSのお天気キャスターとして当時のTSSスーパータイムに初出演。以来、25年近くにわたって広島の空を見続けてきました。若いですなぁ… 山本さん!全国的に異常気象が増えています。広島でも例外ではありません。1991年の台風19号を皮切りに、1994年の大渇水、1993年、2003年の冷夏、2004年の台風異常来襲、2005年12月の異常な寒さ1999年6月、2010年7月、そして今年8月の豪雨災害…山本さんはこの25年で、「異常気象、天気現象が激しくなった。頻発するようになった。10年おきぐらいだったのが広島でも1~2年おきに発生するようになった。また気象予報士でも予測しにくい現象が増えた」と話していらっしゃいました。それを裏付けるデータがあります。これは広島県内にある雨量を観測するアメダスで、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降った回数をグラフにしたものです。これを見ると、アメダスの観測網が広がった1977年以来、徐々にその回数が増えているのがわかります。年によって多少はあるものの、近年はほぼ毎年のように降っているのも特徴です…異常ともいえる災害の頻発の要因のいくつかは、地球温暖化やヒートアイランドなど私たちの人間がかかわっています。私たちは今一度、天気とのかかわりを考える必要があるのではないでしょうか?(続く 予報士になって15年のhadaken)