きょうは二十四節季の「霜降」(そうこう)…「霜が降り始めるころ」という意味です。けさはこの時期らしい冷え込みでしたね!各地とも最低気温はほぼ平年並み。ただし前日朝より4度前後低くなりましたから、「寒い!」と思った方も多いかもしれませんね!(誰ですか“しもふり”と思った方は? 食欲の秋、真っ盛りですな…)きょうは縮景園に行ってきました。縮景園では毎年、霜降の日に「松のコモ巻き」を行っています。マツカレハという蛾がいるのですが、その幼虫は松の葉を食べる害虫なのです。葉にいるマツカレハの幼虫が冬越しのために地面に降りてくる習性を利用して松の木に巻いたワラでできたコモに誘い込むのです。春にコモを外して幼虫と一緒に処分し駆除しますが、近年は薬剤の散布で駆除するため、コモには幼虫はほとんどいないんだそう。もっぱら“季節の風物詩”的なものと言えそうです。コイ、こわい…縮景園では花があまりない時期だったのですが、ツワブキの花があざやかでした…おだやかな陽射しのなかでの作業見学は気持ちのいいものでしたねー!(hadaken)