(hadaken撮影 ボケちゃった…orz)以前もお知らせしたとおり、11月5日は「後(のち)の十三夜」!もともと「十三夜」は「十五夜」の次に綺麗な月が見られるとされていました。「豆名月」「栗名月」とも言われて古くから収穫を感謝するイベントでもありました。また十五夜と十三夜を両方見ないと「片見月」として縁起が悪いとされました。実は今年の十三夜は171年ぶりに2回。旧暦で今年は9月が2回(現在は閏九月)あるからなんです。旧暦(太陰暦)では月の満ち欠けで一カ月を決めていたのですが、現在の暦との誤差を調整するため約3年に一度、「閏月」(うるうつき)を入れています。前回9月が2回あったのは1843年…江戸時代末期でもち肌のペリーが黒船に乗ってやってくる10年前のことです…次に十三夜が2回あるのは95年後の2109年。まだ間に合うのできれいな月を見ておきましょうね!(hadaken)追記“ミラクル・ムーン”なる言葉が出てきているようですが、“スーパー・ムーン”と混同し、「大きな月」と勘違いする人も出てきているようです。記憶が間違っていなければ、1か月前に“ミラクル”という言葉はなかったような…せっかく“後の…”という美しい言葉がありますし、それにはきちんとした意味があるのです。正しい言葉を使いたいものです…