今日は、いきなり本題です。 来週の予想天気図を見ると・・・ 梅雨前線が本州付近から姿を消して、 「西日本付近は夏の太平洋高気圧にすっぽり覆われる気圧配置」 が予想されています。 そうです。もう梅雨が明けたような気圧配置です。 「明けたような」と書きましたが、「ような」という表現が必要ないような感じで、 「梅雨が明けた」気圧配置です。 えっ!? まだ6月ですよね。 そのまま梅雨明けとなって、早くも「夏」になってしまうのか、 もう一度梅雨前線が「復活して」梅雨が戻ってくるのか、 まだなんとも言えないのですが、 「梅雨らしい梅雨」は、もう戻ってこない可能性も出てきました。 ただ、もしこのまま梅雨が明けたとしても、その後7月・8月にかけて ずっと真夏の天気が続くとも考えにくい状態で、 今年の夏は いつもとはちょっと違った天気パターンの夏 になる可能性があります。 今後に注目したいと思います。 年々「教科書通り」に行かないことが増えていると実感・・・ 気象予報士 山本 剛弘