今日午前中、気持ちの良い空を見上げていたら・・・ 上空の高いところに、いろんな形の「うす雲」が出ていました。 専門的な事を言うと「うす雲」と呼ばれるのは「巻層雲」ですが、 ここではそんな固いことは言わず(笑)、うすい雲の事を呼びます。 (「すじ雲」などもここでは「うす雲」としますね) 「うす雲」は厚さが1~2m位のものもあり、 厚い大気の中で考えると、ほんとうに薄っぺらい雲で、薄皮のようです。 そして、上空の強い風に影響され、形がすぐ変化して、 見ていて、とても楽しい(面白い)雲たちです。 「うす雲」がひろがっていたら、ぜひ観察してみてください。 この「うす雲」が空一面にひろがると「うすぐもり」という天気になります。 実は「うすぐもり」ではなくて「うそぐもり」という天気もあります。 これは、「晴れ」と予想したのに「曇り」になってしまった時・・・ 「うそ(嘘)ぐもり」と呼びます・・・(嘘です!嘘です!) これは私が勝手に予報を外した時にひそかにそう呼んでいるだけです・・・。 うすっぺらいお話しでした・・・ 気象予報士 山本 剛弘