11.08.05(金)  天気予報は“平和の象徴”!?


8月6日は、66回目の「広島原爆の日」…

天気予報を皆さまに伝え始めて10年以上になります
(しゃべりが全くうまくなりませんが)
この時期、毎年のようにお話することを繰り返したいと思います。

鎌倉時代、大陸から元が攻めてきたときに
「神風」(台風)で元が壊滅的な影響を受けたという伝説もあるように、
“争い”では時に天気が勝敗を左右することが多々あります。
そのためでしょうか、
太平洋戦争中、天気予報は「旧日本軍の最高機密」として発表されませんでした
そのため自然災害によって、多くの人たちが戦争と関係なく亡くなったのです…
(太平洋戦争中、台風だけでも2000人以上の方が犠牲になったとされています)

「毎日、天気予報を知る」ということは、

実は「平和」で「幸せ」なことなんです!


そういう意味では「天気予報を平和の象徴」といっても大げさではないと思います。

テロ、内戦、侵攻… 未だに続く人々の争い…
原爆が初めて広島に落とされて66年経ちますが、未だに「争い」はなくなりません…
また東日本大震災での福島第一原子力発電所の事故をきっかけにして
改めて“核のあり方”が問われています。

単に平和のために祈るだけでなく、より多くの人たちが平和を享受できるように
何かちょっとだけアクションを起こす…

「平和」のために私たちができることはまだまだたくさんあると思うのです。

私はいつまでもみなさんに「天気予報」を伝えたい!!

これが今の私の想い…
そのためにアクションを起こし、メッセージを発していく…
それが広島に生まれ、被爆二世でもある私ができることではないかなと思っています。

「TSS天気予報」は

ありとあらゆるすべての『争い』と『暴力』に反対です!!


6日は53年ぶりに広島でプロ野球の公式戦が開催されます。
いろいろなことが楽しめる今の平和に感謝すると共に、
これからもその平和を守り、さらに世界中に広げるために… 

8月6日は平和についていろいろなことを考え、そのためのアクションを起こす日にしたいものです。

「天気予報」が毎日、当たり前に知ることができる
平和な日々がいつまでも続きますように…

(hadaken)

   
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