そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

光プロジェクト 株式会社

【所在地】島根県雲南市木次町

光プロジェクト 株式会社

「もう一度、自分で買い物をしたい…」。ある高齢者が何気なく口にした願いが、一人の作業療法士の人生を大きく変えました。病院でリハビリに携わっていた杉村さんは、「体が動くだけでは、人は前向きになれない」という現実に直面。病院を辞めて起業し、高齢者が買い物を楽しみながらリハビリできる「ショッピングリハビリ」の実現に挑みます。しかし、全財産を投じて開発した歩行器は売れず、会社は倒産寸前に。それでも諦めなかった杉村さんを支えたのは、家族の後押しと地域の応援でした。その挑戦は、高齢者だけでなく、お店や地域まで元気にする新しい介護の形へと成長していきます。今回は、人の「やりたい」を力に変え、介護の常識に新たな価値を生み出したカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

新しい介護予防「ショッピングリハビリ」

買い物を楽しみながら介護予防ができる「ショッピングリハビリ」を考案した「光プロジェクト」の杉村卓哉さん。病院で作業療法士をしていた頃、利用者に「何がしたいですか?」と尋ねても、諦めや消極的な答えばかりでした。しかし、ある利用者の心の奥にあったのは「もう一度、自分で買い物がしたい」という切実な願いだったのです。そんな時に出会った、肘で体を支えて歩くリハビリ用の歩行器。これを使い、利用者と一緒に買い物に出かけてみると、驚くほど生き生きと歩く姿があったのです。これこそ作業療法だと確信した杉村さんは「ショッピングリハビリ」を考案し、起業を決意。スーパーなどの現場に通い詰めて、高齢者の買い物中の動作や意見を参考に「楽々カート」を開発しました。そして、量産化のため自ら中国へ渡り、全財産を投じて200台を製作したのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

行政も動いた!全国へ広がる画期的な取り組み

杉村さんは、完成した「楽々カート」をスーパーなどに売り込み、まずは数台を置いてもらうことに。しかし、高さ調整が必要なカートを手に取る人はおらず、売り上げは伸びませんでした。倒産寸前の危機にあったある日、雲南市のショッピングセンター内で空きテナントを目にします。ここにデイサービスをつくれば、送迎1回でデイサービスとショッピングリハビリを実現できると考え、施設を所有する雲南市役所へ提案。すると、わずか3週間で認可が下りたのです。「日本一チャレンジにやさしいまち」を掲げ、高齢化に悩む雲南市にとっても、未来を照らす提案だったのです。2017年、デイサービス「ひかりサロン雲南」をオープンし、「ショッピングリハビリ」がついに始動。空きテナントの活用や買い物難民の支援にもつながるこの取り組みは、全国20拠点へと広がっています。

あなたの町のご当地かンパニー大募集!