そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 おこめん工房

【所在地】広島県三原市大和町

株式会社 おこめん工房(広島県)

安定した町役場の職員として働いていた一人の男性が、54歳で突然の退職を決意します。周囲が驚く中で始めたのは会社経営。その理由はただ一つ、衰退していく故郷の米農家を守りたいという強い思いでした。目を付けたのは、当時ほとんど知られていなかった「米粉麺」。作り方も分からず、「米の麺なんて売れるわけがない」と言われながらも、退職金と預貯金をつぎ込み挑戦をスタートします。しかし待っていたのは、理解者の少ない厳しい現実と数々の壁。それでも諦めなかった挑戦は、やがて農家を支え、町の未来を変える大きな力へと成長していくのです。今回は、故郷の米を守りたいという情熱から新たな産業を生み出し、地域の未来を切り開いた米づくりのカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

地元の米を未来へつなぐ「米粉麺」への挑戦

2005年創業の「おこめん工房」。カンパニーを立ち上げた井掛勲さんは、かつて兼業農家として米をつくりながら町役場で働いていました。1970年代頃から食の多様化が進み、米離れが加速。町の基幹産業だった米づくりも次第に勢いを失っていきました。井掛さんは米の消費を増やすため、米の新たな可能性を探していた時に、ベトナムの麺料理「フォー」に出会います。その麺が米粉からつくられていることを知り、「故郷の米で麺をつくれば、もっと米を食べてもらえるのではないか」と考えました。そして、54歳の時に町役場を退職。その際に出た退職金と預貯金をつぎ込み、カンパニーを立ち上げて米粉麺づくりをスタートさせました。

そーだったのかポイント2

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開発の壁を越えてたどり着いた米粉麺

最初につくった「お米のラーメン」は、マスコミにも取り上げられ、好調なスタートを切ります。しかし、物珍しさが消えると、売り上げは一気に失速。その原因のひとつが、一般的なラーメンの約3倍もする価格でした。しかも、その麺には小麦粉が2割使われていたため、「高い割に違いが分からない」という声が届くように。そこで、小麦粉を使わない米粉麺づくりを決意します。しかし、米粉には、麺の粘りや弾力を生むグルテンがなく、麺が切れやすく、ボソボソに。バレイショでんぷんを加えて、麺らしい食感に改善したものの、今度はでんぷんの粘りによって麺同士がくっつき、ほぐれないという問題が発生しました。米を蒸す時間や温度、水分量などの製造方法を一から見直し、製造機械まで自ら改良。ついに、米本来の味を引き出した「おこめん」が完成し、今では年間40万食を売る人気商品となっています。

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