印刷で残った紙でつくるベビーアイテム

福山市にある「中国印刷製本」は、長さ１５メートルもある印刷機械で一日約８０万枚の領収書や伝票を全国の企業に向けて製造しています。その製造段階で残ってしまうのが大量の紙。印刷する際に紙をギリギリまで使ってしまうと、作業を途中で止めないといけなくなり非効率に。そのため、紙が余っている状態でも交換しているので、毎日たくさんの紙が残ってしまうのです。そんなカンパニーが約２年前に、残った紙を使って開発した商品が手形アートの紙。子供の手形や足形をとって部屋に飾ることができるのです。その他にも、１歳を迎えた赤ちゃんが行う記念行事「選び取り」を気軽に楽しめるよう、イラストを描いたカードを開発。カンパニーの商品は地元のお菓子店で販売されていて、店内で楽しむイベントとしても使われているのです。