イチゴと抹茶で勝負!「いちごビュッフェ」にホテルの新戦略 人気の抹茶でインバウンド客を獲得 広島

1/9(金) 19:45

ホテルブッフェで特に集客力がある「イチゴ」。各社がしのぎを削る中、広島市内のホテルでは今年、新たな戦略で”勝負”に出ました。

器に盛られた溢れんばかりの真っ赤なイチゴ…。
こちらはそんなイチゴを使ったバウムクーヘンです。

【野川キャスター】
「幸福感ですよね。いただきます」※スイーツ試食
「美味しいです。口の中いっぱいに新春の幸せが広がるような、おめでたいスイーツという感じですね」

広島市南区のグランドプリンスホテル広島で10日から開催される「いちごビュッフェ」。毎年この時期からホテル各社がしのぎを削ります。

こちらのホテルにとっても”最も力を入れている″といっても過言じゃありません。

そんな注目ブッフェですが今年は…。

【野川キャスター】
「特に今年強く推しているのがこちら!キラー食材でもある抹茶を取り入れたメニューです」

これまで長年、「洋」をテーマにしてきましたが初めて「和」をテーマに…。

【グランドプリンスホテル広島・平瀬春男 総支配人】
「広島の老舗茶舗とコラボさせていただくことになり、インバウンドのお客様に抹茶が非常に好評というところもあるので、ぜひ日帰りでここで抹茶を食べていただいて、そのまま宮島に目の前の桟橋から船で行ってもらえる。いままではいちごブッフェはお子様連れもターゲットだったが、50代60代というご年配の方も含めてターゲットとして広げていきたい」

しかし、抹茶は今、世界的なブーム。
価格高騰だけでなく手に入りづらくなっていますが地元企業との連携で、なんとかおよそ4か月の長期開催にこぎ着けたといいます。

【野川キャスター】
「抹茶とイチゴのミルフィーユですね。イチゴの断面が鮮やかですよね。いただきます」※試食
「んん!これは爽やかですね。抹茶のほろ苦さとこの時期ならではのイチゴのギュッと詰まった甘酸っぱさが本当にいいバランスです」

またホテルでは夜のディナーブッフェで「カニ」や「牡蠣」も食べ放題にしていますが…。

【グランドプリンスホテル広島・平瀬春男 総支配人】
「ホテルなのでかなりの供給量が必要になる。本当にいままで1社だったところが通用しなくなっているので、いくつかのサプライヤー(仕入れ先)にお声がけをさせていただいたり。とはいえ我々としてはぜひこの広島を感じていただくためにはお客様(をひきつける)キラー食材、それは絶やさず続けていきたい。(食材費の高騰などを)安易に価格に転嫁するのではなく、いろいろな知恵を絞りながらお求めやすい価格で提供するということを考えながらやっていきたい」

外国人観光客が増える中、今年も負けられない勝負のブッフェが幕を開けます。

■グランドプリンスホテル広島
「いちごブッフェ~和庭園~」
1月10日~5月6日

<スタジオ>

【野川キャスター】
毎年恒例の「いちごブッフェ」。今回初めてのテーマを取り入れるなど気合が入っていますが、そこには「存在感を示す」必要がある理由があるんです。

ここのところ広島市内中心部では競合となるシティホテルの建設や計画が相次いでいますよね。
そういった中でこちらのホテルが考える勝負の一手を総支配人に聞きました。

「瀬戸内海をうまく観光に結び付けられるか」

目の前の壮大なオーシャンビューを堪能してもらうということはもちろん、原爆ドームと宮島を海路でつなぐルートの中継地点にあるということで、この「地の利」を生かしていきたいと話していました。