瀬戸内海のカキ大量死問題 政府の支援政策パッケージ 11日夕方発表へ

12/11(木) 12:00

瀬戸内海の養殖カキが大量に死んでいる問題を受け、農林水産省は11日夕方、被害にあった養殖業者を支援する政策パッケージを発表します。

【鈴木農水相】
「カキのへい死問題に関する政策パッケージ、今、最終的な詰めの作業が整い本日夕方公表する予定」

鈴木農林水産大臣は衆議院予算委員会でこのように述べ、11日夕方、国の政策パッケージを発表すると明らかにしました。
養殖カキの大量死は瀬戸内海の広い範囲で起きていて、広島県の一部では9割が死ぬ被害が出ています。

国は養殖業者や関連事業者が経営を維持できるよう、水産庁を中心に幅広い省庁で連携し政策パッケージの作成を進めていました。
パッケージでは、被害にあった養殖業者の資金繰りを支える実質無利子の融資や、生産施設の整備費を補助するなどの支援策が盛り込まれる予定です。