原爆小説「黒い雨」 作品の舞台・神石高原町で読書感想文コンクール表彰式 「読み継ぐ意義がある」 広島
12/9(火) 17:51
TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
原爆の悲劇を描いた小説「黒い雨」の読書感想文コンクールの表彰式が、作品の舞台のひとつとなった神石高原町で行われました。
表彰式には町の内外からおよそ20人が参加しました。
小説「黒い雨」は、作家・井伏鱒二の代表作で、入市被爆した後、神石高原町で暮らした重松静馬さんの被爆体験記が基になっています。
核兵器の恐ろしさを知るきっかけにしてもらおうと町は2011年から「黒い雨」の感想文を全国から募るコンクールを開いています。
ことしの最優秀賞には福山市の中原淳子さんが選ばれ表彰式で作品を朗読しました。
【最優秀賞 中原 淳子 さん】
「『黒い雨』には市井の人々が綴るエゴドキュメントを通じて戦争が人々の生活やその心を蝕むさまが生々しく描かれている。もう二度と自らを嫌悪せぬためにも『黒い雨』を読み継ぐ意義があると思う」
このほか、一般の部の読書感想文の表彰も行われ、入賞作品は、今後、町のホームページに掲載されます。
原爆の悲劇を描いた小説「黒い雨」の読書感想文コンクールの表彰式が、作品の舞台のひとつとなった神石高原町で行われました。
表彰式には町の内外からおよそ20人が参加しました。
小説「黒い雨」は、作家・井伏鱒二の代表作で、入市被爆した後、神石高原町で暮らした重松静馬さんの被爆体験記が基になっています。
核兵器の恐ろしさを知るきっかけにしてもらおうと町は2011年から「黒い雨」の感想文を全国から募るコンクールを開いています。
ことしの最優秀賞には福山市の中原淳子さんが選ばれ表彰式で作品を朗読しました。
【最優秀賞 中原 淳子 さん】
「『黒い雨』には市井の人々が綴るエゴドキュメントを通じて戦争が人々の生活やその心を蝕むさまが生々しく描かれている。もう二度と自らを嫌悪せぬためにも『黒い雨』を読み継ぐ意義があると思う」
このほか、一般の部の読書感想文の表彰も行われ、入賞作品は、今後、町のホームページに掲載されます。
