【空手】中学生最後の全国大会で初栄冠 折出ののかさんが語る“至誠一貫”

11/26(水) 18:30

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援夢キラリ。今年8月に行われた全国空手道選手権大会 型試合中学生の部で初優勝に輝いた、錬心舘広島地区本部西条支部所属折出ののかさん(中3)にインタビューしました。

―大会を振り返ってどうでしたか?―

中学校生活最後の全国大会ということで、後悔のない試合ができたと思います。決勝戦で披露した「鎮東」の型は演武線という一本線上で行い、そこからブレずに型を披露することができた事と、二段蹴りで綺麗な蹴りをアピールする所を一番頑張りました。

今まで本当に辛い想いをしてきたので、優勝という結果を残すことができて、心の底から嬉しいという気持ちでした。

―次なる目標である高校日本一に向け掲げているテーマは何ですか?―

来年は「高校女子の部」となるので、型の綺麗さをもっと上げていく事が大切だと思います。四股前屈を綺麗に張って、そこから伸び伸びと綺麗な蹴りや突きなどをしっかり決められるような型をしていく事が大切かなと思います。

高校では1年生と3年生で経験の差もあるかもしれないけど、実績を残す事ができるように全力を尽くしていきたいです。

―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―

「至誠一貫」で、広島地区本部長の正木英雄先生に言われた言葉です。この言葉の意味は、「真心を尽くして物事に取り組めば、どのような困難も乗り越えられる」です。中学校入学から2年間辛い想いをしてきたのですが、落ち込むだけではそのままの自分のままなので、この教えによって自分の好きな型をすればいいという気持ちになる事ができて、心が楽になりました。

これからもどんどん上を目指して頑張って、勝つ事だけではなく、身の回りのこともしっかりできる人間になりたいと思います。

―将来の夢について教えてください―

どんな立場の人でも守る事ができるような警察官になりたいです。

夢キラリはTSSで毎週月曜よる8時54分から放送しています。