入所高齢者に対する職員の虐待が発覚 特別養護老人ホーム豊寿園に「受け入れ停止」の行政処分
9/25(木) 19:25
呉市の特別養護老人ホームで介護職員4人が入居者3人に虐待をしていたことが分かり、呉市はこの施設に対し、3カ月間、新規入居者の受け入れを停止する行政処分を下しました。
虐待が発覚したのは呉市豊町大長の特別養護老人ホーム豊寿園です。
呉市などによりますと、去年10月から11月の間、食堂ホールで女性介護職員(50代)が椅子に座った女性入所者(90代)の体の向きを直す際、強く揺さぶる行為があったということです。
また、20代と30代の女性介護職員2人は脱衣所で入浴を嫌がる女性入所者(70代)の服を無理やり引っ張って脱がせたほか、別の女性介護職員(30代)が浴室で入浴を嫌がる男性入所者(90代)の体を洗う際、顔にシャワーをかける行為をしていたということです。
入居者3人にけがはありませんでした。
これらの事案は呉市に関係者から情報提供があり、聞き取り調査などを行うことで発覚しました。
虐待を行った介護職員4人のうち、女性介護職員(50代)はこの事案を受けてすでに自主退職し、他の3人には施設が指導をしたということです。
呉市はこの施設に対し10月1日から3ヵ月間、新規入居者の受け入れを停止する行政処分を下しました。
施設を運営する社会福祉法人豊寿会の田中圭次理事長は「今後は職員の意識改革に努め安心してご利用いただける施設を目指して再発防止に取り組んで参ります」とコメントしています。
虐待が発覚したのは呉市豊町大長の特別養護老人ホーム豊寿園です。
呉市などによりますと、去年10月から11月の間、食堂ホールで女性介護職員(50代)が椅子に座った女性入所者(90代)の体の向きを直す際、強く揺さぶる行為があったということです。
また、20代と30代の女性介護職員2人は脱衣所で入浴を嫌がる女性入所者(70代)の服を無理やり引っ張って脱がせたほか、別の女性介護職員(30代)が浴室で入浴を嫌がる男性入所者(90代)の体を洗う際、顔にシャワーをかける行為をしていたということです。
入居者3人にけがはありませんでした。
これらの事案は呉市に関係者から情報提供があり、聞き取り調査などを行うことで発覚しました。
虐待を行った介護職員4人のうち、女性介護職員(50代)はこの事案を受けてすでに自主退職し、他の3人には施設が指導をしたということです。
呉市はこの施設に対し10月1日から3ヵ月間、新規入居者の受け入れを停止する行政処分を下しました。
施設を運営する社会福祉法人豊寿会の田中圭次理事長は「今後は職員の意識改革に努め安心してご利用いただける施設を目指して再発防止に取り組んで参ります」とコメントしています。