広島県の最低賃金 時給1085円に決定 65円の引き上げは過去最大 11月1日から適用

9/17(水) 11:58

広島県の最低賃金がこれまでより65円引き上げられ、時給1085円となることが決まりました。引き上げ額は過去最大で、今年11月1日から適用されます。

県内の最低賃金について、労働組合と企業側の代表や有識者で構成される審議会は先月18日、現在の時給1020円から65円引き上げ、1085円とする答申をまとめました。
その後、異議申し立ての手続きなどを経て答申のとおり、最低賃金を65円引き上げて時給1085円とすることが決定しました。

今回の改定は物価高騰や春闘の賃上げの流れが続いていることなどを考慮したもので、65円の引き上げ額は最低賃金が、時給で示されるようになった2002年以降、過去最大です。

新たな「最低賃金」は、今年11月1日から適用されます。