利用開始から約40年 広島高速道路「大規模修繕」で長寿命化へ 検討会議

9/4(木) 18:45

全国各地で道路や下水道管などインフラの老朽化対策が課題となる中、広島高速道路の大規模修繕を検討する第1回委員会が開催されました。

きょう行われた技術検討委員会には、広島高速道路公社の担当者や広島大学で土木工学などを研究する有識者が出席しました。

広島高速道路は1号線の利用が始まっておよそ40年が経過し、経年劣化により通常の修繕のみでは対応できない可能性もあるため、大規模な修繕事業計画を検討することになりました。

会議では広島高速道路公社側から現在の道路の損傷状況や定期点検の結果が報告された後、委員からは検査手法や工法への質問が出されました。

【技術検討委員会:藤井堅委員長】
「損傷が軽微のうちに対応を始められているので(大規模修繕を通じて)長寿命化を図ることが出来るのではないかと感じている」

会議は今回も含め3回行われ、最終的に事業計画に対する提言が取りまとめられる見通しです。