この夏 プレジャーボートなど船の事故が増加 暑さが続く中、遊泳事故などへも注意を呼びかけ 六管本部

9/2(火) 17:32

非常に暑い日が続いた今年の夏、プレジャーボートなど船の事故が去年より増えたことがわかりました。

第六管区海上保安本部によりますと、今年7月と8月瀬戸内海と愛媛県西部の海域「宇和海」で発生した船舶事故は、速報値で64隻と去年に比べると9隻増加し、プレジャーボートの事故が全体の半数を占めました。

また、広島海上保安部が警戒をしていた今年7月広島市南区で行われた「広島みなと夢花火大会」関連の事故は、2隻で、そのほか、事故の原因として多かったのは船の故障などによる「運航不能」でした。

一方、遊泳やSUPなどマリンレジャーにおける人身事故者数は「22人」で去年より3人減少。

広島県内での死者・行方不明者はいませんでしたが、六管本部はより一層の注意を呼びかけています。

【第六管区海上保安本部・小野雄介 本部長】
「9月も引き続き暑い日が続くことが予想される。一方で海水浴場の大半は閉鎖される。監視員、ライフセーバーがいないそういうところで海に行って溺れると発見が遅れる、救助が遅れるということになりますので引き続き注意をしていただきたい」