【続報】女が被害者を呼び寄せ…計画的犯行か 広島・府中町強盗殺人事件 10代男女3人を送検

6/23(月) 16:07

今年4月、府中町で男性が殺害された事件で、強盗殺人容疑で逮捕・送検された10代の男女3人について、女ともう一人は事件前から面識があり計画的に犯行に及んだとみられることがわかりました。

強盗殺人の疑いできょう送検されたのは、愛媛県松山市の18歳の無職の女と、安芸郡の会社員の16歳の少年、それに、少年の同僚で18歳の男の3人です。

警察によりますと3人は4月12日の夜府中町の水分峡森林公園で、東京都練馬区の会社員里見誠さんの頭などを何らかの硬いもので殴るなどして殺害した後、里見さんのスマートフォンや現金5万円などを奪い逃走した疑いがもたれています。
警察は、3人の認否を明らかにしていません。

女は、事件の数日後に警察に出向き、「里見さんと一緒にいたところ男が2人来て里見さんが襲われた」という趣旨の話をしていたということです。

しかし、女はほかの2人の容疑者のうちどちらかと事件前から面識があり、女が里見さんを呼び寄せ、計画的に犯行に及んだ可能性があることが新たにわかりました。

警察は、事件の全容解明に向け捜査を進めています。