「宿泊税」ホテル・旅館など事業者向け説明会 事務負担増加に戸惑いの声も 広島 

6/23(月) 18:56

観光振興を目的に県の「宿泊税」が来年4月から導入されるのを前に宿泊事業者向けの説明会が開催され、出席者からは事務負担が増えることに戸惑いの声も聞かれました。

宿泊税の説明会は来年4月1日からの制度開始が円滑に進むよう税の徴収や納入を実際に行うホテルや旅館などの事業者を対象に先週から始まっています。

県の「宿泊税」は、宿泊客から1人1泊につき200円を徴収するもので、修学旅行のほか宿泊料金が1泊あたり税抜き6千円未満の利用は、対象外です。

説明を受けた事業者からは事務作業の負担が増えることに対し戸惑いの声が上がりました。

【出席した宿泊事業者】
「満室の時は8000弱(1か月)の部屋を売っているので、かなり大変になると思います」
「4月に向けて進めていかないとバタバタするのではないかなと思っているので、そこが負担かなと思っています」

宿泊事業者向けの説明会は来月11日まで開かれます。