10.08.06(金)  “天気予報を伝えたい…” ~8月6日によせて


8月6日は「広島原爆の日」
朝から“65年前のあの日”を思い出させる厳しい陽射しが照り付けました。
そういえば2年半前に亡くなった父親も
「(あの日は)朝から暑かったなぁ」とよく言っていたものです…

天気予報を皆さまに伝え始めて10年以上になります
(しゃべりが全くうまくなりませんが)
この時期、毎年のようにお話することを繰り返したいと思います。



鎌倉時代、大陸から元が攻めてきたときに
「神風」(台風)で元が壊滅的な影響を受けたという伝説もあるように、
“争い”では時に天気が勝敗を左右することが多々あります。
そのためでしょうか、
今からおよそ65年前の太平洋戦争中、
天気予報は「旧日本軍の最高機密」として発表されませんでした

そのため自然災害によって、多くの人たちが戦争と関係なく亡くなったのです…
(太平洋戦争中、台風だけでも2000人以上の方が犠牲になったとされています)

「毎日、天気予報を知る」ということは、

実は「平和」で「幸せ」なことなんです!


テロ、内戦、侵攻… 未だに続く人々の争い…
原爆が初めて広島に落とされて65年経ちますが、未だに「争い」はなくなりません…
今年は広島に、初めて国連事務総長や第二次世界大戦戦勝国であるアメリカ、イギリス、フランスの代表も揃いましたが、
“核廃絶”、そして“本当の平和”へのゴールはまだまだ見えたとは言えません。
今こそ『平和』という言葉の本当の「意味」や「重み」が問われています…

でもその“ゴール”をこじ開けるキー(鍵)は先に上げたエラい人たちではなく
私たちが握っているのではないでしょうか?
単に祈るだけでなく、何かちょっとだけアクションを起こす…
「平和」のために私たちができることはまだまだたくさんあると思うのです。

私はいつまでもみなさんに「天気予報」を伝えたい!!

これが今の私の想い…
そのためにアクションを起こし、メッセージを発していく…
それが広島に生まれ、被爆二世でもある私ができることではないかなと思っています。

「TSS天気予報」は

ありとあらゆるすべての『争い』と『暴力』に反対です!!


「天気予報」が毎日、当たり前に知ることができる平和な日々がいつまでも続きますように…
(hadaken)

   
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