
2025.05.30(金) 災害時トイレの備え
2月の話ですが、
「防災士」に加え、「こども・子育て防災アドバイザー」という
民間の資格を取得しました。
子育て家庭への防災啓発活動や
地域の自主防災会などと一緒に、災害時子育て世帯や妊婦、支援が必要なご家庭などへのサポートをしていきます。
私は、テレビを通して広島県のみなさんに、
家庭で出来る防災・減災の取り組みを発信していきたいと思っています。
「TSSライク!」で毎月最終木曜日に放送している
『いっしょにやろう!ギュッと防災』。
今月お伝えした内容をここでも少し紹介させて下さい!
みなさんは、家で災害時のトイレの備えしていますか?
水や食料は備蓄しているけど、、、トイレの備えをしていないという人が多いのが現状です。
ただ、「災害時のトイレ」について覚えておいてほしいことがあります!
画像のように大地震の時、排水管が破損している可能性が高く
汚水が詰まって逆流する恐れがあります。
熊本地震で実際に起きました。
確認が取れるまで、トイレに水を流さないよう
国土交通省は呼びかけています。
トイレに水を流せないのに、どうやって用を足すの?
そんな時、凝固剤とごみ袋が使えます!
こんな感じで使うのですが、、、
① 家のトイレの便座の下に45Lのごみ袋を掛けます。
トイレに溜まった水に触れるため、この袋は復旧するまで取りません。
② 便座の上からもう一枚袋を掛ける。
③ ここに用を足して、凝固剤を振りかける。
20~30秒で写真のような状態に固まります。
④ しっかり縛って、自治体のルールに従ってごみに出してください。
※ほとんどのところが可燃ごみのようです。
凝固剤は、
50回分2,000円前後でホームセンターやインターネットなどでも購入できます。
もうすぐ広島も大雨のシーズンになります。
災害時の体や心の負担を少しでも減らすためにも
今からトイレの備え、ご家族で考えてみて下さい。