ここまで進んだ!自動運転トラック オタフクソースが新たな試み、食品を共同輸送 ドライバー不足解消へ

9/9(水) 18:22

我々の生活を支える物流業界。その業界が抱える課題の解決に向け、オタフクソースが新たな取り組みを進めています。

広島市西区のオタフクソースに到着した一台のトラック…。

【鈴木記者】
「作業員によって扉が開かれました。かなり大きなコンテナですね」

工場でつくられた「お好みソース」が続々と積み込まれていきます。
一見、普通の積み込み作業に見えますが、実はこのコンテナ、オタフクソースとしては初めてとなる自動運転のトラックを使い運ぶといいます。

【オタフクソース執行役員SCM部・小田孝広 部長】
「国内の物流に関して大きな変化につながると思っている」

自動運転トラックを開発した「T2」は、「オタフクソース」とスパイスなどを製造・販売する東京の「エスビー食品」、両社の商品輸送を担っている「エバラ物流」の4社で連携。
物流業界では初めてとなる輸送モデルの実証をスタートさせました。

自動運転トラックは、車両に備えた様々なセンサーをAIに認識させ、高速道路での走行で必要となる車線変更や急カーブ、勾配などに対応できる技術を確立。
料金所の自動通行も可能となりました。

そして、先月下旬からは「福山通運」と一緒に長距離輸送で自動運転トラックがどのように組み込めるか検証。

そうした中で今回は、自動運転トラックと貨物列車を組み合わせる「モーダルコンビネーション」で、関東から広島までのおよそ850kmを往復。

行きは8日、関東のエスビー食品で積み込んだ商品を大阪まで運び、空になったコンテナを広島へ…。

9日午後に到着したコンテナにのせたオタフクソースの商品を、大阪まで鉄道、その先は自動運転トラックを使って神奈川県まで運びます。

【オタフクソース執行役員SCM部・小田孝広 部長】
「コスト的には高いような形になっているが、いまやっておかないと未来につながらないので、今できることはしっかりといま取り組んで未来に繋げていくことが重要ですので、新しい技術に対してはどんどんチャレンジしていきたい」

トラックドライバー不足を解決する効率的な輸送モデルとなるか期待されます。