【広島】あすにかけて大雨に警戒 青坂気象予報士解説「雨雲のかかり具合によっては警報級の大雨の恐れも」

9/3(木) 18:13

前線と台風による影響が重なるのは大雨につながるパターンの一つとも言われています。
県内でもこの後、4日午後にかけて雨のピークが度々予想されていますので、雨の降り方には十分ご注意ください。まずはここまでの雨雲の動きを振り返ります。

3日は午前中から局地的に発達した雨雲がかかって、午後になりますと雨の範囲が広がってきました。

かなり中国山地沿いでは発達した雨雲もかかっていたんですが、もうすでに縮小傾向に入っているというところです。ただ、庄原市高野では 1時間あたり最大およそ 40ミリの激しい雨も観測されました。

今回の雨の原因がこちらです。こちらが3日正午時点の天気図となります。ポイント 2つありまして、まず 1つ目がこの秋雨前線です。日本海から秋雨前線南下していまして、今夜にかけて県内を通過します。

さらにそこに台風 24号周辺の湿った空気が次第に流れ込みやすくなっている、こういった状況なんですね。

この台風 24号なんですが、発達する傾向というのはないんですが、ちょっと 5日先までの予報円、区別がつかないぐらい、かなり折り重なっている状況なんですよね。

それだけ傾向としてはこの先も停滞気味というところなんですが、よく見ますと、 4日のこの昼過ぎにかけては、ちょっとこのように北上する傾向になっていまして、この動きがですね、ちょうど台風の東側にある、この南から北に向かう大気の流れに沿って湿った空気が送り込まれやすくなっていると、こういった状況です。

そして現在、この雨に伴いまして、福山市と尾道市にレベル 2大雨注意報、そして全域に雷注意報が発表されています。大気の状態が非常に不安定であることが示されています。

そして、今夜にかけての雨雲の予想です。秋雨前線の接近通過に伴って、この後も広い範囲で雨が降りやすい状況続きそうです。明日朝の予想天気図です。

先ほどの秋雨前線なんですが、朝になりますともっと南下して県内の南四国沖に位置する予想となっています。

この前線と台風 24号、ちょっと距離感が縮まるというところで、この2つが大きな要因となって、県内だけでなく広い範囲で雨という予想が出ています。さらに、この先の雨雲の傾向です。

日付が変わった後も、止み間がありながら広い範囲で雨が続きそうですね。
朝の時点でこのように発達した雨雲もすぐ近くに予想されているところなので、これが少しでもずれるとこういったところで、明日午後にかけて県内では度々雨のピークが予想されているところです。

改めて4日の天気をお伝えします。
県内広く、概ね 1日を通して強弱を繰り返しながら雨が降りやすい状況というのが続きそうです。発達した雨雲のかかり具合によっては警報級の大雨となる可能性もあります。

現時点でなんですけども、夕方、さらには夜にかけてという時間帯に入れば、次第に雨としては収まる傾向です。波の高さです。

前線の周辺、ちょっと風が吹きやすいので、最大 1メートルと普段よりやや高い波の予想となっています。

週間予報です。昨日よりもさらに天気が崩れやすい予想に変わってきたんですね。

台風の進路が定まっていないということがちょっと要因になっているんですけども、停滞が続くと雨の降りやすい状態が長期に及ぶ可能性があります。

総量が増すことも考えられるため、今後の雨の降り方には十分ご注意ください。

*3日午後5時10分時点の情報です