インフルエンザ 広島市で「流行入り」過去10年で最も早い 「夏バテに気を付け、免疫力保って感染防止」

9/2(水) 17:23

県内でもインフルエンザの感染拡大が心配されるなか、広島市は2日、市内の感染状況が流行入りしたと発表しました。
異例の夏のインフルエンザについて専門家に対策などを聞きました。

広島市が2日公表した最新のインフルエンザの患者報告数によると、1医療機関あたりの患者報告数は1.5人で、流行レベルの基準値を上回り流行入りとなりました。

患者の報告数は前の週から3倍に増加していて、流行入りは去年より7週間早く、過去10年で最も早い流行入りです。

広島市南区のもり小児科でも連日インフルエンザの患者が出ているということです。

【もり小児科 森 美喜夫 院長】
「今週であれば月曜日に5人、きのうが3人、今日すでに2人陽性が出ています」

異例ともいえる夏の流行について、森院長は長期的な視点からコロナ禍での感染対策が影響している可能性を指摘しています。

【森院長】
「コロナで3年間くらいインフルエンザに罹らなかったということでみんな免疫が低下しているわけですよね。みなさんなりやすい状態のところにウィルスが入ってきてかかってるのかなと」

一方、夏のインフルエンザであっても症状などは例年流行するインフルエンザと大きな違いはないといいます。

【森院長】
「今インフルエンザAなんですけど、去年のインフルエンザAと今年は違う型なので、去年A型にかかった人も今年もかかる可能性はありますので。うちでみる患者さんは普通の冬のインフルエンザと同じように高い熱が出て、しんどそうな様子で受診されています」

新学期が始まったばかりの流行ということで、さらなる感染の拡大が懸念されますが、手洗いうがいといった基本的な対策に加え、夏バテに気を付けて免疫力を保つことが感染防止につながるといいます。

【森院長】
「やっぱり疲れてたり、睡眠不足だと自然免疫が低下しますので、しっかり休む、睡眠をとる、規則正しい生活をするということは大切だと思います」