「不適切な指導に気づけなかったのか」県立中学生徒自殺の保護者説明会 厳しい指摘受けたと校長語る 広島

8/25(火) 17:22

4年前、県立中学校の男子生徒が、学校の不適切な指導を背景に自殺した問題で、校長が25日取材に応じ、先週の保護者説明会で、不適切な指導に気づけなかったのかなど、厳しい指摘が相次いだことを明らかにしました。

【生徒が通っていた県立中学校の校長】
「学校として深く反省するとともに、尊い命を守ることができなかったということについて、心からおわびを述べさせていただきました」

この問題は2022年8月、当時14歳だった県立中学校の男子生徒が列車にひかれ死亡し、自殺と認定されたものです。

今年4月、県の第三者委員会は、自殺に至った背景に「学校側の不適切な指導があった」とする報告書をまとめました。

これをうけ学校は先週、保護者説明会を初めて開催。

校長が25日取材に応じ、保護者から厳しい指摘が相次いだことを明らかにしました。

【生徒が通っていた県立中学校の校長】
「学校は、第三者調査委員会の調査が行われるような問題が把握できなかったのか、あるいは、他の教員は不適切な指導を見て何も問題に感じなかったのか」

これに対し校長は、
「報告書を重く受け止める」と答えるにとどめたといいます。

【生徒が通っていた県立中学校の校長】
「十分な回答になっていないかもしれません。ただわれわれといたしましては、あそこ(報告書)に書いてある指摘を受け止める、ということであるので、当時の指導について適切でなかったと、しっかり受け止めています」

校長は、生徒の命日にもあたる24日の2学期の始業式で、在校生に対し「SOSがあれば発してほしい」と呼びかけたということです。