「もし私が首長なら…」若者が描く未来のまちづくり 大学生が仕掛ける“本気”の模擬議会

4/12(日) 14:30

大学生が地域の課題解決を自ら考え、首長になりきって政策を提案するイベント「未来自治体2026地方大会」が3月7日に三原市で開催されました。
このイベントは、大学生たちの「若者の社会参画」を支援するNPO法人ドットジェイピー広島第二支部が企画したものです。

同団体では大学生による議員事務所でのインターンシッププログラムを運営。学生たちは約1か月間の就業体験を通して人口減少や地域経済の停滞など、自治体が抱える課題身をもって感じる機会となりました。

これらの課題に対して、政策とその予算までを具体的に発表する機会を創出したいという思いから、今回の政策立案型コンテストが企画されました。

3月7日に開かれた大会では、広島大学や福山大学など県内5つの大学生約70名・27チームが発表を行いました。若者の県外流出を防ぐための「学生コミュニティづくり」や、農業を身近にする「学校現場での食育」など、若者ならではの柔軟なアイデアが次々と飛び出しました。
また、発表後の質疑応答には学生以外にも参加した市議会議員も加わり、実現性に向けた熱い議論が交わされました。

地方大会で発表した政策をより実践的なものにするため、3月24日と25日にはアフターイベント「Future Maker!」が開催されました。

イベントの集大成となった3月25日には、東広島市議会議場と三原サン・シープラザの2つの2つの会場で、本物の議場を舞台にした「模擬議会」が開催されました。

模擬議会では議員を前に堂々と自分たちの考えた政策を発表。議会の運営規則に従い議長を中心に進められ、5分という発表時間の中で簡潔かつ力強いプレゼンが披露されました。

その後、模擬委員会では学生たちはリラックスした雰囲気の中で同世代の学生と意見を交わしたほか、現役の議員約10名と交流し、政策の課題を洗い出しながら実現性を追求した修正を重ねました。

最後に行われた模擬議決では学生たちは知事や市長役となって所信表明を行い、政策がどのようなプロセスを経て可決・否決されるのか、その重みを肌で体験したようです。
大学生たちの「若者の社会参画」を支援するNPO法人ドットジェイピードットジェイピーは、今後も若者が地域と向き合い、政治を自分ごととして考えられる場を創出していく予定です。