【衆院選】前職に新人2人が挑む 激戦の広島5区 県内最大の選挙区

2/3(火) 18:14

今週末の衆院選を前に今週は各選挙区情勢についてお伝えします。
広島5区では前職に新人2人が挑み熾烈な争いが繰り広げられています。

【自民党・新人 山本深候補(40)】
「私がこの場所でやらなければならないこと、それは中小企業を何としても元気にすることです」

【中道改革連合・佐藤公治候補(66)】
「なぜ、地方が衰退していくのか。『東京国づくり』の政策を、戦後日本がいまだに続けているからなんです」

【共産党・猪原真弓候補(65)】
「国民をとことん苦しめ、平和と民主主義を壊してきた自民党の政治を今こそ終わらせるときです」

広島5区は尾道市や三次市、庄原市など7つの市町からなる県内で最も広い選挙区です。
今回の選挙では前職に新人2人が挑む構図となっています。

【自民党・新人 山本深候補(40)】
「山本深、40歳、新人です」

知名度アップに全力を注ぐのは、自民党新人の山本深候補です。
前回の衆院選では自民党前職が落選…
後任の支部長選びが難航する中、公示直前に白羽の矢が立ったのが山本候補でした。
商社・財務省など民間と行政、両方の経験を生かし中小企業を支援したいと訴えます。

【自民党・新人 山本深候補(40)】
「日本の製造業はノウハウが結集しているものであって、非常に価値のあるものである。どんなに景気の波が来たとしても常に安定して操業できるような環境を整えていかなければならない」

初めての選挙。
知名度アップを目指して県内各地を精力的に回る中で、改めて観光業の重要性を再認識しています。

【自民党・新人 山本深候補(40)】
「こんなポテンシャルないですよ。観光でもっと人が動いて、活性化していく方がもっと大事」

自然の景観を生かしたまちづくりを進め、地元広島を盛り上げたいと意気込みます。

【自民党・新人 山本深候補(40)】
「南部のお客さんたちをたくさん集めたうえで、北部によせていくことができないか。皆さんと一緒になって現場を歩いて新しいものを発見して一緒になって頑張っていきたい」

自民党が長年議席を逃してきた選挙区で悲願の奪還を目指します。

【自民党・新人 山本深候補(40)】
「もし広島5区でしっかりと残すことができれば、しっかりと結果を出せれば、広島から日本が変わるんだと、日本全体にアピールできると思いますし、皆さんと一緒にやっていきたい」

【中道改革連合・前職 佐藤公治候補(66)】
「政治を変えるために、私をはじめ、みんなが結集をしなくてはいけない」

新人候補を迎え撃つのは県内の小選挙区で唯一、野党の議席を死守してきた佐藤公治候補。
右傾化する政権与党を批判します。

【中道改革連合・前職 佐藤公治候補(66)】
「中道というのは一言でいえば『バランス』なんです。右と左のバランス、真ん中。そして、理想と現実社会の真ん中の現実政治というバランス。かたよった状態にある日本が、真ん中にバランスをとっていくことが大事」

解散直前に立憲民主党と公明党が結成した「中道改革連合」に合流し、6選を目指します。

【公明党・竹谷とし子代表】
「公明党は、新党中道改革連合のもとに、その旗印のもとに結集してくださった佐藤公治さんを全面的に支援してまいります」

佐藤候補は、公明党支持層の取り込みに加え、政界を引退した今もなお影響力を持つ亀井静香氏の支援者、「亀井票」を含め選挙区全域での支持固めに奔走します。

【中道改革連合・前職 佐藤公治候補(66)】
「一極集中を変えて多極分散型、地方に権限と財源を渡し、みなさんと連携とりながら声を聞きながらすばやくスピーディーに一番何がやりたいのかすべきなのかを町のみんなで議会で決めていくことなんですよ」

一方で、自民党の新人擁立に強い危機感を示しています。

【中道改革連合・前職 佐藤公治候補(66)】
「もう精一杯、この危ない厳しい選挙を勝ち抜くために、今以上に全力で走りまわろうと思っています」

【共産党・新人 猪原真弓候補(66)】
「野党の議席を増やし自民党の政治を終わらせるすごいチャンスめぐってきたと思います」

おととしの衆院選で初めて立候補し、再び挑戦する共産党の猪原真弓候補。
「非核三原則」の見直し反対や消費税の減税などを訴えています。

【共産・猪原候補】
「日本共産党は選挙でないと世の中は変えられないと思っていますから、今しかない、と思います」

前職に新人2人が挑み、混戦となっている広島5区。
有権者がどのような判断を下すのか注目されます。