サリン散布を想定 警察と消防がテロ対処訓練「大人数をいかに避難させるか」エディオンピースウイング広島

12/19(金) 15:54

エディオンピースウイング広島で、テロに備えた訓練が実施されました。

およそ180人が参加して行われたテロ対処訓練。
Eピースで、警察と消防が合同で訓練を行うのは初めてです。

訓練は「Jリーグの開催時にサリンを散布する」というメールが無作為に拡散され、3階のトイレに有毒ガスがまかれたという想定で行われました。

【向井 智美 記者】
「いま防護服をきた救急隊員らが現場に駆け付けました。異臭が発生したとみられるトイレの中に入り、原因を調べています」

参加者は負傷者の手当を行ったほか、避難誘導の手順などを確認していました。

【広島中央警察署 警備課 福光 信也 課長】
「スタジアムが満席だと2万5千人いるので、そういった人数をいかに安全に効率的に避難させるかというのはさらに検討が必要」

警察は今後も訓練を行い、速やかな現場対応に努めたいとしています。