旬の魚、プロが教える美味しいサワラの見分け方 「今年はエサも豊富で、ものが良いし値段も安い!」 

12/5(金) 17:32

広島市西区の広島市中央卸売市場。
寒さとともに、脂の乗った魚が、おいしくなる季節。
魚のプロが勧める、今、食べておきたい旬の魚を聞いてみました。

【広島市中央卸売市場 吉文 吉本崇仁社長】
「広島県産、山口県産、瀬戸内のサワラは今年エサも豊富だったので、ものがとっても良くて値段も安いのでいいんじゃないでしょうか」
Q:食べるなら今?
A:「食べるなら今ですね!値段も例年に比べて1割から2割くらい、ぼくの感覚では安いので」

という「サワラ」ですが、それでは、どんな「サワラ」がおいしいのか?プロの目利きを聞いてみました。

【広島市中央卸売市場 吉文 吉本崇仁社長】
「魚の幅が張っているもの、頭から肩にかけての盛り上がり、魚はぬめりのある魚の方がものがいい。こっちはちょっと細い。お腹もすぼんでいるし同じ買うならこっちのサワラがいい。タイでもブリでもみんなそうだけど、基本的には幅があって肩が盛り上がっている魚が基本的にはよく肥えて脂がある」

でも、魚を一本買いする事はあんまりないですよね。
そこで、切り身の正しい選び方を聞いてみました。

【広島市中央卸売市場 吉文 吉本崇仁社長】
「切り身になっていたり、刺身になっている場合に見てもらうポイントは、サワラの身がクリーム色っぽいというか、クリーム色っぽいサワラの方が脂がのっていておいしい。脂のないサワラの方が、透明感があってちょっとねずみ色っぽい色をしている。店頭で刺身になったり切り身になっていたら見るポイントとしては、身がクリーム色で血合いがきれいなもの。血合いが茶色になっていないもの」