広島もとまち水族館オープン1カ月 アカウミガメなど『いきものたち』は順調に成長 健康診断をツイセキ

12/5(金) 18:37

広島市中心部に誕生した「水族館」。
オープンから1カ月が経った「今」を取材しました。

【胡子 美佳 記者】
「オープンから1カ月、人気なのが一面真っ白で水槽の中が際立つこちらのエリアです。
中心にはクリスマスツリーも飾られていて、オープンの時とはまた違った雰囲気になっています」

【初めてきた人】
「展示がすごく現代的な感じでデートコースにもちょうどいいなと息子に教えてあげようかな」
「(街中に出て)ランチと水族館とかセットで来られるからいい。魚だけじゃないし大人もワクワクみたいな」

開業から1カ月を迎えた「広島もとまち水族館」。
「生命の舞台」をテーマに『こだわり』ぬいた演出で、初年度の入館者数20万人以上を目標にオープンしましたが、ここまでの入館者数は予想を上回る数だといいます。

【広島もとまち水族館 中島 亮 さん】
「ミーアキャットやオオサンショウウオ、爬虫類たちもいて、水族館なのにいろいろな生き物が見れたという声もいただいて楽しんでいただけているんじゃないかと思う」

【加藤 雅也 アナウンサー】
「あちら!意外な生き物がいます!かわいい…」

この水族館の『アイドル的存在』ミーアキャット。
5日も愛くるしい様子で子どもたちを出迎えていました。
1カ月が経った5日、その成長ぶりをみせる特別イベントに臨みました。

「いいよ乗って!乗らないの?」
エサで誘われながらの体重測定…。
「1180gやね!」

同じく、この生き物も…
「いま息吸っています」
広島市安佐動物公園から引っ越してきたオオサンショウウオ。
「少し大きくなっていますね」
オープン時、426gだった体重は71g増え、497gに…。

そして、サンゴ礁をイメージしたこの空間での体重測定は…。
優雅に泳ぐアカウミガメの赤ちゃん。
飼育員の手で丁寧に体重をはかり、順調な成長を確認しました。

【飼育員】
「栄養たっぷりのエサをあげているのでしっかりとスクスク育っている」

特別に触らせてもらった子供は…。
「なんか硬いパイナップルみたいだった」

Q:この水族館に来て
「ワクワクしてきた」

今月、広島市西区の商業施設にも水族館がオープンし、賑わいを見せていますが、これについて担当者は…。

【広島もとまち水族館 中島 亮 さん】
「他の水族館も見させていただいているが、それぞれ個性も違うのでここの水族館に行ったからもう水族館はいいよねという感じではなく、ここも違ってここも違って…と楽しんでいただける水族館が集まっていると思うので、ぜひ水族館巡りをしてほしい」

広島もとまち水族館は『何度も楽しんでもらえる水族館にしていきたい』と意気込んでいます。