広島市に拠点を置く、ライブ配信を支援する会社が主催したイベント。

国内のトップライバーによるライブバトル。動画の視聴者がライブ配信者にネットで金銭的な支援を行う、いわゆる「投げ銭システム」で、最も多くの利益を獲得したライバーが、優勝するという戦いです。

わずか５分間のバトルで送られた投げ銭の総額は？

【イベントを主催した　スリーライブジャパン　黒部永弥代表】
「トータルでは投げ銭ベースでいうとたぶん２千万円くらいがこの５分間で動いています」

投げ銭システムでは、プラットフォーム独自の仕組みを通じて、視聴者がクレジットカードや電子マネーで支払います。

【イベントを主催した　スリーライブジャパン　黒部永弥代表】
「ほとんどというか全部、投げ銭が基本（収入）です」

広島市に拠点を置く黒部さんの会社には、約１万人のライバーが所属しています。

【イベントを主催した　スリーライブジャパン　黒部永弥代表】
「めちゃくちゃ増えていると思います。弊社で８月に（事務所に）入ってきたライバーは総勢で９００人。最近すごく熱い業界になっていると思います」

今、ＳＮＳを使ったライブ配信を職業とする人が急増しているといいます。

【イベントを主催した　スリーライブジャパン　黒部永弥　代表】
「本業のレベルで１日に６時間くらい配信する人たちだと、うちに所属しているライバーの平均獲得月収が、大体Tiktokライブで平均で１６８万円くらいなので、れっきとした職業になっていると思います」

そして、配信アプリで活躍する国内トップクラスのライバーから年間ＭＶＰに選ばれたのは…

岡山県在住のえらちゃんです。

【年間ＭＶＰ　えらちゃん】
Ｑ：成功すれば職業となる？
「もちろん」
Ｑ：そういう時代なんですね？
「私は（職業は）ライバー一本です」

しかし、成功の裏には多くの苦労もあったと言います。

【年間ＭＶＰ　えらちゃん】
「配信時間は１月に２７０時間越えで（生活を）全部配信に注ぎ込んで自分のメンタルとも戦いながら。キラキラの世界しか見えていないかもしれないが、その裏には苦労だったりめちゃくちゃ泣いてきました」

ライバーという新たな世界が、今、進化しながら熱さを増しています。

【イベントを主催した　スリーライブジャパン　黒部永弥　代表】
「これからのアイドルの新しい形にはなるのではないかと思っています」