普段から「危険な場所」だと指摘 福山市で18日発生の軽自動車転落事故 重体の18歳男性が死亡 

10/22(水) 17:55

福山市で18日早朝、10代の男女3人が乗った軽自動車が斜面に転落した事故で、重体となっていた運転手の男性(18)が死亡しました。

警察や消防によりますと、18日朝早く、福山市新市町下安井で、軽自動車が約20メートル下の斜面に転落し、乗っていた10代の男女3人のうち、女性が骨折の重傷を負い、もうひとりの男性が軽傷。運転手の男性が意識不明の重体で病院に搬送されていました。

警察によりますと、男性は21日夜に脳ヘルニアで亡くなったということです。

事故の現場は、下り坂の、いわゆるヘアピンカーブとなっていて、ガードレールが途切れている箇所もあります。

この道を利用する人は、TSSの取材に対し、「下りるときは特にブレーキを十分にかけないと危ない」「これまでも車が転落したのを見たことがある」などと話していて、普段から、特に安全運転が求められる区間だということです。

警察は、詳しい事故の原因を調べるとともに、現場の危険度を検証することも検討しているということです。