通学路で子供を見守る「スクールガードリーダー」に密着 子供を守る活動は学校・家庭・地域の連携が大事
10/14(火) 16:08
「ひろしま満点ママ!!」スタッフが、気になる情報をリサーチして深堀りするコーナー。今回は、子供たちの安全を守る「スクールガードリーダー」を取材しました。
(久保田 夏奈 リポーター)
おはようございます。 今、朝の7時30分です。
今、私がいるのは広島市東区の戸坂城山小学校の通学路なのですけど、この辺に、『スクールガードリーダー』という方がいらっしゃるということで、待ち合わせしております。
おはようございます。 今、朝の7時30分です。
今、私がいるのは広島市東区の戸坂城山小学校の通学路なのですけど、この辺に、『スクールガードリーダー』という方がいらっしゃるということで、待ち合わせしております。
こちらがスクールガードリーダーの俵さんです。
(久保田リポーター)
どういう方たちがされているのですか?
(スクールガードリーダー 俵 章 さん)
市の教育委員会の委嘱を受けて活動しておりますが、元は警察官です。
その時の、知見を生かして子どもたちの安全を守る活動をしています。
(久保田リポーター)
なるほど、じゃあもう、いろいろ地域のこととか、どこに危険が潜んでいるかっていうのをご存知ということですよね?
(俵さん)
そうです。
(久保田リポーター)
どういう方たちがされているのですか?
(スクールガードリーダー 俵 章 さん)
市の教育委員会の委嘱を受けて活動しておりますが、元は警察官です。
その時の、知見を生かして子どもたちの安全を守る活動をしています。
(久保田リポーター)
なるほど、じゃあもう、いろいろ地域のこととか、どこに危険が潜んでいるかっていうのをご存知ということですよね?
(俵さん)
そうです。
スクールガードリーダーは、各自治体の教育委員会から委嘱された防犯の専門家で、広島市では、現在10人が活動。
俵さんは東区の小学校や幼稚園15カ所を日替わりでまわっています。
(俵さん)
どうしてもね、私どもだけではあの手が足りないので、地域の方にもお手伝いいただいております。
(久保田リポーター)
地域の方たちと一緒に?
(俵さん)
ですね。やっぱり子供を守る活動は、学校、家庭、地域の連携、これが大事なので。
俵さんは東区の小学校や幼稚園15カ所を日替わりでまわっています。
(俵さん)
どうしてもね、私どもだけではあの手が足りないので、地域の方にもお手伝いいただいております。
(久保田リポーター)
地域の方たちと一緒に?
(俵さん)
ですね。やっぱり子供を守る活動は、学校、家庭、地域の連携、これが大事なので。
(久保田リポーター)
ここが田原さんの定位置ですか?
(俵さん)
だいたい私は学区内を歩いて回っています。
それじゃあ行ってみましょう。
どうしてもこういう狭いところ、人の目が届きにくいところがね…。
(久保田リポーター)
それはこの明るい朝の時間でもそうなのですか?
(俵さん)
そうなります。
大体街の中ですから、人がたくさん歩いているのではないのって思うけど、実際に歩いてみたら、結構、人通り少ないのですよ。
(久保田リポーター)
少ないですね。今、朝の七時半過ぎなので、通勤される方が多いのではないかなと思いますけど。
(俵さん)
だから、日中ですと、もっと人通りが少なくなるし、通勤の車もいなくなす。あとは宅配便の車とかぐらいしか通らなくなってきます。
ここが田原さんの定位置ですか?
(俵さん)
だいたい私は学区内を歩いて回っています。
それじゃあ行ってみましょう。
どうしてもこういう狭いところ、人の目が届きにくいところがね…。
(久保田リポーター)
それはこの明るい朝の時間でもそうなのですか?
(俵さん)
そうなります。
大体街の中ですから、人がたくさん歩いているのではないのって思うけど、実際に歩いてみたら、結構、人通り少ないのですよ。
(久保田リポーター)
少ないですね。今、朝の七時半過ぎなので、通勤される方が多いのではないかなと思いますけど。
(俵さん)
だから、日中ですと、もっと人通りが少なくなるし、通勤の車もいなくなす。あとは宅配便の車とかぐらいしか通らなくなってきます。
通学路では、防犯パトロールだけではなく飛び出しやすいところや、子どもならではの危険場所もチェックしていきます。
(俵さん)
こういう水路なんかも危険箇所になりますので。
(久保田リポーター)
水路も危険箇所、どういう危険が。
(俵さん)
どうしてもね、あの、物を流してみたりとか、落としてみたり、遊びたい子供がいるので、これだけ深いところですから、落ちたりしたら大変なことになるので。
(久保田リポーター)
そうか、子供は一回、覗いちゃいますね。
(俵さん)
こういう水路なんかも危険箇所になりますので。
(久保田リポーター)
水路も危険箇所、どういう危険が。
(俵さん)
どうしてもね、あの、物を流してみたりとか、落としてみたり、遊びたい子供がいるので、これだけ深いところですから、落ちたりしたら大変なことになるので。
(久保田リポーター)
そうか、子供は一回、覗いちゃいますね。
こうして、通学路を巡回していると…
(久保田リポーター)
おはようございます。ボランティアの方ですか?毎朝大変ですね。
(ボランティアの男性)
いやいや、これが習慣ですので。
(久保田リポーター)
いま、どのぐらいされているのですか?
(ボランティアの男性)
(年齢が)60ちょっと過ぎかでじゃけぇね…。20年ぐらい。
(久保田リポーター)
すごいですね。
(ボランティアの男性)
いや、継続だけでそんなに価値はない。
(久保田リポーター)
いやいや、すごい価値ですよね。俵さん。
(俵さん)
ありがたいことです。
(久保田リポーター)
おはようございます。ボランティアの方ですか?毎朝大変ですね。
(ボランティアの男性)
いやいや、これが習慣ですので。
(久保田リポーター)
いま、どのぐらいされているのですか?
(ボランティアの男性)
(年齢が)60ちょっと過ぎかでじゃけぇね…。20年ぐらい。
(久保田リポーター)
すごいですね。
(ボランティアの男性)
いや、継続だけでそんなに価値はない。
(久保田リポーター)
いやいや、すごい価値ですよね。俵さん。
(俵さん)
ありがたいことです。
(ボランティアの男性)
彼女も一緒です。
(久保田リポーター)
あ、お仲間の方たちが。
この活動が始まったのは、20年前、悲しい事件がきっかけでした。
(ボランティアの女性)
あいりちゃんの時からですから。
(久保田リポーター)
木下あいりちゃん。
(ボランティアの女性)
はい。事件になったその年からの始まりというか、まあそれ以前にあったのですが、それからが本格的に、毎朝の旗振りが始まったので。
まあ自分のペースでしておりますので。2人とも無理なくやっております。
彼女も一緒です。
(久保田リポーター)
あ、お仲間の方たちが。
この活動が始まったのは、20年前、悲しい事件がきっかけでした。
(ボランティアの女性)
あいりちゃんの時からですから。
(久保田リポーター)
木下あいりちゃん。
(ボランティアの女性)
はい。事件になったその年からの始まりというか、まあそれ以前にあったのですが、それからが本格的に、毎朝の旗振りが始まったので。
まあ自分のペースでしておりますので。2人とも無理なくやっております。
(久保田リポーター)
先ほどあの木下あいりちゃんの事件の時からっていうような話ありましたけど。
(俵さん)
はい。あそこが出発点で、こういう制度になったのだと思います。
(久保田リポーター)
その当時はどうされていたのですか?
(俵さん)
当時はまだ、(警察官)現職だったので。
俵さんは警察官を退職後、スクールガードリーダーに。
今年で8年目を迎えます。
(俵さん)
なんか地域の役に立つような仕事があればということを、希望を出していたら、ここの仕事があったので。
私も子供3人いるのですけれど、(警察官現職時代は)ちょうど忙しい部門にいたので、あんまり子供を見ることがなかったので…。
その埋め合わせも兼ねて、いま…。
だから長い子でしたら、幼稚園入った時からずっと見ていますから。今、小学校5年生ぐらいになっていますね。子供を見ていてね、成長を見るのがやっぱり楽しみですね。
先ほどあの木下あいりちゃんの事件の時からっていうような話ありましたけど。
(俵さん)
はい。あそこが出発点で、こういう制度になったのだと思います。
(久保田リポーター)
その当時はどうされていたのですか?
(俵さん)
当時はまだ、(警察官)現職だったので。
俵さんは警察官を退職後、スクールガードリーダーに。
今年で8年目を迎えます。
(俵さん)
なんか地域の役に立つような仕事があればということを、希望を出していたら、ここの仕事があったので。
私も子供3人いるのですけれど、(警察官現職時代は)ちょうど忙しい部門にいたので、あんまり子供を見ることがなかったので…。
その埋め合わせも兼ねて、いま…。
だから長い子でしたら、幼稚園入った時からずっと見ていますから。今、小学校5年生ぐらいになっていますね。子供を見ていてね、成長を見るのがやっぱり楽しみですね。
こちらは、ボランティアで毎日見守りを続けている女性です。
先日、小学校の卒業生から声をかけられたそうです。
(ボランティアの女性)
自分から、「おばちゃん、僕、山田です」と言って。
(久保田リポーター)
へぇ~!小学校の時に?
(ボランティアの女性)
そうそう。ここで座って、なかなか学校行かなかった子、やっぱり寂しい子だったでしょ。それでお手紙を渡していたの。
それで、そのお手紙を私に見せてくれる。私が書いたのを。
(久保田リポーター)
えー!それを大事に持ってくれて。
(ボランティアの女性)
そうそう。
(久保田リポーター)
いや、そういう声掛けに助けられたって子供たち、たくさんいるのではないですかね?
(ボランティアの女性)
いや、自分の体のためもあるのですよ。みんなと会えるというだけでね、元気をもらっている。子供たちに元気をいただいているのです。
先日、小学校の卒業生から声をかけられたそうです。
(ボランティアの女性)
自分から、「おばちゃん、僕、山田です」と言って。
(久保田リポーター)
へぇ~!小学校の時に?
(ボランティアの女性)
そうそう。ここで座って、なかなか学校行かなかった子、やっぱり寂しい子だったでしょ。それでお手紙を渡していたの。
それで、そのお手紙を私に見せてくれる。私が書いたのを。
(久保田リポーター)
えー!それを大事に持ってくれて。
(ボランティアの女性)
そうそう。
(久保田リポーター)
いや、そういう声掛けに助けられたって子供たち、たくさんいるのではないですかね?
(ボランティアの女性)
いや、自分の体のためもあるのですよ。みんなと会えるというだけでね、元気をもらっている。子供たちに元気をいただいているのです。
子どもたちと、心と心のつながりも生まれる地域の見守り活動。
戸坂城山小学校の校長先生は…
(久保田リポーター)
皆さんが立っていらっしゃってというのは、学校としては?
(広島市立戸坂城山小学校 奥村 鯉都子 校長)
ボランティアの方が要所要所にいてくださるのはありがたくて、さっきの俵さんのようにリーダーの方が時々巡回に来ていただくのも、やっぱり警察OBという安心感と、専門性も持たれているので、すごく安心して。
俵さん、あの天候が悪い時もしっかり見回ってくださるので、すごく安心感があるのと、教職員の安全研修といいますか、不審者の対応研修の指導者もしていただいて。
学校で何かが起こったとき、「こうするんだよ」とを教えていただいたり、とてもありがたい存在です。
戸坂城山小学校の校長先生は…
(久保田リポーター)
皆さんが立っていらっしゃってというのは、学校としては?
(広島市立戸坂城山小学校 奥村 鯉都子 校長)
ボランティアの方が要所要所にいてくださるのはありがたくて、さっきの俵さんのようにリーダーの方が時々巡回に来ていただくのも、やっぱり警察OBという安心感と、専門性も持たれているので、すごく安心して。
俵さん、あの天候が悪い時もしっかり見回ってくださるので、すごく安心感があるのと、教職員の安全研修といいますか、不審者の対応研修の指導者もしていただいて。
学校で何かが起こったとき、「こうするんだよ」とを教えていただいたり、とてもありがたい存在です。
最後に、わたしたちが気軽にできる見守り活動について教えてもらいました。
(俵さん)
特別なことをするのではなくてね。
できる人ができるときに活動してもらえればと思うので。
今言っているのが、『ながら見守り』ですか。
だから、あの、本人の散歩、犬の散歩、買い物、家の周りの掃除、庭の手入れとか…。
これを、子供の登校下校時間帯に合わせて動いてもらって、子供に目を向けてもらえればと。
普段の生活でね、見てもらえればと思っております。
(俵さん)
特別なことをするのではなくてね。
できる人ができるときに活動してもらえればと思うので。
今言っているのが、『ながら見守り』ですか。
だから、あの、本人の散歩、犬の散歩、買い物、家の周りの掃除、庭の手入れとか…。
これを、子供の登校下校時間帯に合わせて動いてもらって、子供に目を向けてもらえればと。
普段の生活でね、見てもらえればと思っております。