【広島あの日の今日】広島高速4号「西風新都線」開通(2001年)映画「ドライブ・マイ・カー」で話題に

10/2(木) 17:50

「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。

今から24年前の2001年10月2日、広島市の北西部と中心部を結ぶ有料道路、広島高速4号「広島西風新都線」が開通しました。

開通式は、広島市安佐南区沼田町の沼田料金所付近で、当時の藤田県知事や広島市の秋葉市長などがテープカットをして開通を祝いました。

広島西風新都線は、総工費550億円をかけ建設された広島市安佐南区沼田町と、西区中広町を結ぶ4・9キロの有料道路です。

【古谷記者】
「きょう午後3時に開通した西風新都線は、渋滞時には、1時間以上かかることもある区間が、15分と大幅に短縮されます」

3.9キロと、当時、県内一の長さだった西風トンネルが全体の8割で、残りを連続斜長橋の広島西大橋で構成しています。

【ドライバーは】
「市内に出るのが10分ですからすごくうれしいです」
「近くなるんでいいと思いますけど、ちょっと安くしてくればもっと使いやすい」

広島北西部との連絡を向上させ国道54号線や国道2号・西広島バイパスの渋滞緩和にもつながった広島高速4号「西風新都線」。

西風トンネルと広島西大橋は、2022年にアカデミー賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」の撮影にも使われ大きな話題になりました。
(メモ)
広島市は去年、広島高速4号を山陽自動車道に接続する概略案を発表。2030年度後半の完成をめざしています。

※映画「ドライブ・マイ・カー」」の映像は
「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」
c2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
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セル販売元:TCエンタテインメント