『手話言語条例案』が可決・成立 乳幼児の頃から家族と手話を習得できる機会を確保 広島県議会
9/30(火) 18:52
30日閉会した広島県議会9月定例会で「手話言語条例案」が可決・成立したことを受け、障がい者団体からは期待の声が聞かれました。
30日の県議会で手話を言語と位置付けて普及を促す「手話言語条例案」が可決されたことを受け、県庁で記念のセレモニーが開かれました。
30日の県議会で手話を言語と位置付けて普及を促す「手話言語条例案」が可決されたことを受け、県庁で記念のセレモニーが開かれました。
条例では乳幼児の頃から家族と手話を習得できる機会を確保するために、県が必要な措置を行うことなどが明記されています。
また、障がいの特性に応じて点字や筆記を含めた意思疎通手段の利用促進を図る「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進条例案」も可決・成立しました。
また、障がいの特性に応じて点字や筆記を含めた意思疎通手段の利用促進を図る「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進条例案」も可決・成立しました。
【広島県難聴者中途失聴者支援協会 ・伊達元一郎 理事長】
「まだまだ一歩。本当の意味では不公平だらけの社会ですので、もっともっと理解が広がっていかなければならない」
手話言語条例は11月に施行される予定です。
<スタジオ>
県として制定されるのは、都道府県別で見ると42番目ということで早くはなかったんですけれども、この条例をきっかけに地域全体で理解が進むことが大切ですね。
【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
手話だけじゃなくて、情報アクセシビリティ・コミュニケーションという点字とか筆記も含めたより細やかな条例にも私は注目したいですね。
誰もがコミュニケーションしやすい社会に近づくことに期待したいなと思います。
「まだまだ一歩。本当の意味では不公平だらけの社会ですので、もっともっと理解が広がっていかなければならない」
手話言語条例は11月に施行される予定です。
<スタジオ>
県として制定されるのは、都道府県別で見ると42番目ということで早くはなかったんですけれども、この条例をきっかけに地域全体で理解が進むことが大切ですね。
【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
手話だけじゃなくて、情報アクセシビリティ・コミュニケーションという点字とか筆記も含めたより細やかな条例にも私は注目したいですね。
誰もがコミュニケーションしやすい社会に近づくことに期待したいなと思います。