「西日本豪雨で亡くした兄が通った道を…」31歳 転職し警察官に 初任科卒業式で決意新た
9/26(金) 17:30
県警察学校の卒業式が行われ、若き警察官たちが新たな一歩を踏み出しました。その中には7年前、西日本豪雨で兄を亡くした1人の男性がいました。
きょう行われた、県警察学校第263期の卒業式。
卒業生81人を代表し決意を述べたのは、7年前の西日本豪雨で警察官の兄を亡くした晋川賢也巡査(31)です。
【卒業生代表・晋川巡査】
「家族や命ある一日一日を大切にして県民の期待と信頼にこたえていく所存であります」
きょう行われた、県警察学校第263期の卒業式。
卒業生81人を代表し決意を述べたのは、7年前の西日本豪雨で警察官の兄を亡くした晋川賢也巡査(31)です。
【卒業生代表・晋川巡査】
「家族や命ある一日一日を大切にして県民の期待と信頼にこたえていく所存であります」
今年4月に入校し、兄の思いを継いで、およそ半年間訓練に励んできました。
警察への転職は年齢を重ねてからの挑戦。
体力などに不安を感じながらも年の離れた同期とともに苦難を乗り越えてきました。
【晋川巡査】
「訓練もきつくて、リタイアしようと思う時もあったが、同期がすごく励ましてくれたり、一緒に頑張ろうと言ってくれたのが助かった。警察官というのは命を落としたりすることもあるが、兄がしっかり通ってきた道でもあるし、県民のみなさまのために一つ一つの仕事をしっかりこなしていきたいと思います」
警察への転職は年齢を重ねてからの挑戦。
体力などに不安を感じながらも年の離れた同期とともに苦難を乗り越えてきました。
【晋川巡査】
「訓練もきつくて、リタイアしようと思う時もあったが、同期がすごく励ましてくれたり、一緒に頑張ろうと言ってくれたのが助かった。警察官というのは命を落としたりすることもあるが、兄がしっかり通ってきた道でもあるし、県民のみなさまのために一つ一つの仕事をしっかりこなしていきたいと思います」
晋川さんは、広島東警察署に配属され、3カ月間、現場での実習に臨みます。