「二度と岩国基地でやらないで」騒音苦情は1000件以上 岩国市長が離着陸訓練抗議で防衛省に要請
9/26(金) 18:40
アメリカ軍が岩国基地で行った空母艦載機の陸上離着陸訓練について、岩国市の福田良彦市長が防衛省を訪れ、2度と岩国基地で実施しないようアメリカ側への働きかけるよう要請しました。
今月17日に岩国基地で始まった陸上離着陸訓練・FCLPは、きょうまで実施される予定でしたが、岩国市によりますとアメリカ軍から訓練をきのうで終了したと通知があったということです。
アメリカ軍は事前に通告していた訓練時間を大幅にオーバーして飛行を続け、「行わない」としていた祝日の訓練も実施しました。
今月17日に岩国基地で始まった陸上離着陸訓練・FCLPは、きょうまで実施される予定でしたが、岩国市によりますとアメリカ軍から訓練をきのうで終了したと通知があったということです。
アメリカ軍は事前に通告していた訓練時間を大幅にオーバーして飛行を続け、「行わない」としていた祝日の訓練も実施しました。
これを受け、岩国市の福田市長は中谷元防衛大臣を訪問し、二度と岩国基地でFCLPを実施しないようアメリカ側への働きかけを求める要望書を手渡しました。
【岩国市:福田良彦市長】
「絶え間ない騒音に対して子供が寝る時間なのに騒音が続いている、夜勤なのに眠れない、お年寄りが休めないといった声が多数寄せられた」
【中谷元防衛相】
「米側に対して改めて恒久的な施設が完成するまでの間は硫黄島で実施するように求める」
市によりますと、FCLP関連の飛行は今月17日からきのうまでに1300回以上確認され、騒音の苦情は1000件以上寄せられています。
【岩国市:福田良彦市長】
「絶え間ない騒音に対して子供が寝る時間なのに騒音が続いている、夜勤なのに眠れない、お年寄りが休めないといった声が多数寄せられた」
【中谷元防衛相】
「米側に対して改めて恒久的な施設が完成するまでの間は硫黄島で実施するように求める」
市によりますと、FCLP関連の飛行は今月17日からきのうまでに1300回以上確認され、騒音の苦情は1000件以上寄せられています。