国内でも珍しい! タピオカの原料「キャッサバ」が開花 広島県内の研究機関で初めて 福山大学
9/18(木) 18:41
福山大学で熱帯地域などで栽培されている植物「キャッサバ」が、広島県内の研究機関では初めて花を咲かせました。
【毛利祥子記者】
「一大ブームを巻き起こしたタピオカ。原料のキャッサバは黄緑色でとても可憐な花を咲かせます」
「一大ブームを巻き起こしたタピオカ。原料のキャッサバは黄緑色でとても可憐な花を咲かせます」
福山大学のキャンパス内にある畑で花を咲かせたのは、タピオカの原料として知られる「キャッサバ」です。
主にアフリカや東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域で栽培されている植物で、その根は、世界数億人の食糧源となっています。
一方、開花のメカニズムは解明されておらず、福山大学では今年度からキャンパス内でキャッサバの栽培を始め研究を進めていたといいます。
県内の研究機関で開花に成功したのは今回が初めてで、国内でも珍しいということです。
主にアフリカや東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域で栽培されている植物で、その根は、世界数億人の食糧源となっています。
一方、開花のメカニズムは解明されておらず、福山大学では今年度からキャンパス内でキャッサバの栽培を始め研究を進めていたといいます。
県内の研究機関で開花に成功したのは今回が初めてで、国内でも珍しいということです。
【福山大学 生命工学部健康栄養学科・内海好規教授】
「熱帯地域の高原で咲くと言われているんですけど、日本の福山のこの土地でこのようにきれいに咲くとは思っていませんでした。今後の可能性がいろいろ広がるとてもいい成果の一つだと考えてます」
福山大学は開花の実現によってさまざまな環境で栽培可能な品種を作り出すことや、キャッサバの基礎研究に役立てたいとしています。
「熱帯地域の高原で咲くと言われているんですけど、日本の福山のこの土地でこのようにきれいに咲くとは思っていませんでした。今後の可能性がいろいろ広がるとてもいい成果の一つだと考えてます」
福山大学は開花の実現によってさまざまな環境で栽培可能な品種を作り出すことや、キャッサバの基礎研究に役立てたいとしています。