映画『やがて海になる』 沖正人監督  「未来へつなげる。ずっと平和で映画が撮れる世の中で…」

9/18(木) 17:53

「被爆80年プロジェクトつたえる・つなげる」

≪ 平和を誓う手形 ♯32 映画監督 沖 正人さん ≫

先月広島で先行上映された映画「やがて海になる」の沖 正人 監督と俳優 三浦貴大さん。

映画は沖監督の故郷 江田島と呉を舞台に撮影された。
江田島で育った男女3人の青春物語は美しい瀬戸内の風景の中、描かれる。

江田島出身の沖 正人 監督の平和のメッセージとは?

【沖 正人 監督】

『未来へつなげる』

「こうやって平和に映画を僕が撮らせていただいているのは、平和があってこそだと思うので、僕が亡くなった後もずっと平和で映画が撮れるような世の中になっていればいいなという思いでこの言葉を選びました」

「8月6日は必ず朝早く目が覚めて、必ず西の方を向いて黙とうをするようにしています。それを毎年欠かさずやっています」

「実際に被爆された方々のお話をだんだんみなさん高齢になってきて、そういったお話を聞けなくなっているのもあると思うので、そういったことがあったということを僕らはもちろん経験はしていないんですが、親の世代から祖母の世代から聞いてはおりましたので、そういったことがニ度と起こらないように、ぼくらが伝えて行かなくてはいけないんじゃないかなと思いますけれども」

Q:いつかそういったテーマも?
「撮れるように頑張ります」

【沖 正人 監督・俳優 三浦 貴大さん】
「つたえるつなげるヒロシマナガサキ」