増加する児童虐待や家庭の問題に対応 東広島市に「こども家庭センター」オープン 広島

9/1(月) 17:53

児童虐待などに関する相談体制を強化しようと東広島市に県こども家庭センターの新たな拠点が開設されました。

「西部こども家庭センター東広島支所」は県が運営する5カ所目の相談施設で、東広島市や竹原市、大崎上島町を担当エリアとします。

施設は1日、オープンを迎え、開所式が開かれました。
県こども家庭センターは、児童虐待や配偶者からの暴力などといった家庭の問題に対して相談に応じる機関です。

中でも児童虐待の相談対応件数は県内全体で昨年度、6649件にのぼり、10年程前のおよそ2倍に増え過去最多となりました。
この施設では、児童福祉や子どもの心理に関する専門家15人が常駐し対応にあたります。

(西部こども家庭センター 東広島支所・山本知子支所長)
「皆さまの近いところにできるということで、できる限りきめ細やかな対応ができればと考えている」

施設は平日の午前8時半から午後5時15分まで利用できます。