広島皆実・松本真奈選手「地元でみんなに優勝する姿を見せたい」インターハイ陸上女子100m・200m

7/24(木) 18:16

いよいよ開幕した全国高校総体=インターハイの話題。24日、開会した総合開会式で
選手宣誓も務めた女子100m・200mに出場する広島皆実高校の松本真奈選手。
地元開催への思いを取材しました。

広島皆実高校3年生、松本真奈選手。

中国総体では100mと200mで「2冠」特に、100mでは去年の中国総体で優勝し、インターハイでも2位だった、同級生、前田さくら選手を破って優勝しました。

【松本真奈選手(広島皆実)】
「うれしいですね、シンプルに。去年、中国総体で本当に悔しい思いをしたので絶対に2連覇、前田さんにさせたくないなという意地があったので勝つことができて、良かったです」

松本選手は今月行われた日本最高峰のレース日本陸上にもエントリー、女子100mで見事決勝に進出しました。

トップアスリートのレベルの高い走りはインターハイへの刺激になりました。

【松本真奈選手(広島皆実)】
「絶対に予選の1本だけでは帰りたくないと思っていたので(予選・準決勝・決勝)3本、走ることができて、いい経験になったし、トップレベルの選手と間近で走って、結構、実力の差は感じたのですが走って楽したったです」

去年はケガに苦しみましたが今年は、春先から調子を上げ、自己ベストも更新、自身の強さを冷静に分析します。

【松本真奈選手(広島皆実)】
「前半は多分おいていかれるんですよ、自分でも分かっているんですよ。だけど、そこで焦らずに後半伸びていくことができているので、多分、強さに変わっているのではないかと思います」

「他の選手よりスタートは良くない」という松本選手ですが上位を狙う上ではスタートの修正は不可欠。練習を工夫し改善をはかります。

【松本真奈選手(広島皆実)】
「スターティングブロックを使って、スタートの練習はしていこうと思います。200mの方は、カーブ走の練習をしっかりしたいと思っています」

高校生活最後となるインターハイその舞台は地元広島です。
高い目標を掲げて全国のライバルたちに挑みます。

高校生活最後となるインターハイその舞台は地元広島です。
高い目標を掲げて全国のライバルたちに挑みます。

【松本真奈選手(広島皆実)】
「(広島でインターハイがあること)とてもうれしいです。地元で大会があることは自分の力になるので、みんなに優勝する姿を見せたいです」

<スタジオ>
松本選手、今月の日本選手権で自己ベストを出したということで、ピークを
持ってきてますね。
【コメンテーター:エディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子さん】
「昨年、ケガで苦しんだ時期があったので今シーズンは着実に調子を上げてきてます。全国の大会で競り勝つ姿を見たんですけれども、本当に最後の最後まで自分のフォームを崩さずに走れるっていうのは彼女の持ち味だと思います」

女子100mは26日(土)に200mは28日(月)に行われます。
松本選手の活躍に期待ですね。