広島市で開かれた総合開会式は、全国４７都道府県の選手団が入場行進しました。
今年の夏のインターハイは広島県など中国５県が主な会場です。

＜選手代表宣誓＞
【県立広島皆実高校陸上競技部松本真奈・主将（３年）】
「厳しくも温かく指導してくださった先生方、支えてくれた家族、共に汗を流した仲間たちの存在があったからこそ私たちは今、地元広島の地に立つことができています」

【県立広島高校陸上競技部小早川智之・主将（３年）】
「これまでの努力を青春の一ページにつなげるよう正々堂々、最後まで全力で戦い抜くことを誓います」

インターハイの総合開会式が広島県で行われるのは５７年ぶりで、秋篠宮さまも出席しエールを送られました。

【秋篠宮さま】
「戦後８０年の節目となる本年、被爆地・広島をこの幹事県として、このたびの大会が行われ、ここに集う人々が共に過去を振り返り、未来に向けて平和への思いを
新たにする機会を得ることは、非常に意義深いことと思います」

インターハイは８月２０日までのおよそ１カ月間高校生たちによる熱戦が繰り広げられます。

期間中、厳しい暑さが見込まれることから陸上競技では一部種目で予選を行わないなど、日程や方式に変更が出ています。